1. 導入:Oasis現象のすべてを追う
📌 本記事の前提
本記事はOasisの2025年再結成ツアー「Live ’25」(2025年7月〜12月開催)期間中の体験記録です。東京ドーム公演(2025年10月)、MIYASHITA PARK公式ファンストア&Adidasポップアップ(2025年9〜10月)など、記載の期間限定イベントは既に終了しています。レコードショップ等の常設店舗情報は引き続き有効です。

こんにちは、CityNomixです。デジタルマーケティングの最前線で数字と向き合う傍ら、世界の街を歩き、カルチャーを掬い上げるPhotomoを運営しています。2025年、私たち音楽ファンにとってこれほど特別な年があったでしょうか。青春の道標であり、困難な時代を共に歩んだ戦友であるOasisが、長い沈黙を破りついに奇跡の再結成を果たしました。これは単なるバンドの復活劇ではなく、世界中の都市を巻き込んだ一つの巨大なカルチャームーブメントです。東京からロンドン、そしてソウルに至るまで、彼らの音楽は再び街の空気を震わせています。
この記事は、Oasisという巨大な現象を肌で感じるための、読者の実益に直結する完全な「攻略ガイド」です。東京ドームでの伝説的なライブ体験から、熱狂に包まれた渋谷のファンストア、そしてロンドンのBerwick Streetやソウルの裏路地でのレコード探訪まで、私が自らの足で稼いだリアルな記録をすべて網羅しました。情景はエモーショナルに、ノウハウは徹底的にロジカルに整理しています。単なる回顧録にとどまらず、あなたが次の週末やこれからの旅で「絶対に使える」情報だけを凝縮しました。
現在、Oasisのアナログレコードや関連グッズは世界中で凄まじい争奪戦となっており、ヴィンテージ市場では想像を絶する価格高騰が起きています。それでもなお、私たちヴァイナル・ジャンキーは「その瞬間の空気」を求めてレコードショップの扉を開けずにはいられません。デジタルで何でも手に入るこの時代だからこそ、自らの足で聖地を巡り、物理的なメディアを手にする体験は、何物にも代えがたい価値を持ちます。さあ、モノトーンで彩られた知的な音楽の旅へ、共に出発しましょう。
2. テーマ解説:再結成がもたらしたカルチャーの再定義
Oasisの再結成がこれほどまでに世界的なセンセーションを巻き起こした理由は、単にヒット曲が多いからだけではありません。彼らの音楽は、90年代のブリットポップという枠組みを超え、労働者階級の怒りや希望、そして普遍的なロマンティシズムを体現する「アンセム」として全世代に共有されてきました。2025年という現代において、彼らが再びステージに立つことは、分断された世界に対する強力な一体感の提示でもあります。リアムとノエルが肩を組み、「Live Forever」を大合唱する光景は、私たちが失いかけていた「希望」そのものでした。
さらに、このムーブメントは音楽業界だけでなく、ファッションやアート、そしてヴィンテージ市場にも多大な影響を与えています。adidas Originalsとの公式コラボレーションは、彼らのシグネチャースタイルであるテラスカルチャー(サポーターファッション)を現代のストリートシーンに見事に蘇らせました。スニーカーヘッズや若きファッショニスタたちが、かつてのブリットポップの美学を新たな解釈で楽しんでいます。音楽とファッションがこれほどまでに高次元で融合する事例は、極めて稀だと言えるでしょう。
一方で、レコードコレクターにとっては「バブル」と呼ぶにふさわしい厳しい現実も突きつけられています。中古レコード店では、彼らのオリジナル盤が数万円、時には10万円近い価格で取引されるようになりました。カセットテープさえもが高級な資産として扱われる現在、私たちは「音楽を所有する」ということの真の意味を問い直されています。それでも、指先を真っ黒にしながらエサ箱を掘り、運命の一枚と出会うディグの悦びは、デジタルストリーミングでは決して味わえない究極の体験として、さらに輝きを増しているのです。
3. メイントピックを巡る旅
スポット1:東京ドームでの伝説の夜 – 再結成ライブの衝撃

2025年10月末、東京ドーム。16年という途方もない時間を経て、ついにその夜はやってきました。私は1年前に泥水をすする思いで手に入れたVIPチケットを握りしめ、専用ゲートからスムーズに会場へと足を踏み入れました。薄暗いトンネルを抜け、光の先に広がる巨大な空間とステージ最上段の「oasis」ロゴを目にした瞬間、これが夢ではないという実感が押し寄せます。会場にはオーストラリアなど海外から駆けつけたファンも多く、片言の英語でもオアシスという共通言語だけで意気投合できる、国境を越えた熱気が渦巻いていました。
ライブの幕開けを託されたASIAN KUNG-FU GENERATIONの圧巻のステージを経て、いよいよ主役の登場です。客電が落ち、「Fucking in the Bushes」が爆音で鳴り響いた時の会場のボルテージは、筆舌に尽くしがたいものでした。1曲目の「Hello」から私の体は勝手に宙を舞い、「Morning Glory」ではリアムとノエルが同じステージにいるという事実に号泣。そして「Cigarettes & Alcohol」では、見知らぬファンたちと肩を組み、マンチェスター・シティのサポーターでお馴染みの祝福の儀式「ポズナン」を全力で決めるという最高の体験を共有しました。
2日目の公演もまた、特別な感情の波に満ちていました。ノエルがアコースティックで歌い上げる「Half the World Away」で言葉を詰まらせたエモーショナルな瞬間。そしてアンコールの大トリ「Champagne Supernova」が終わった直後、ステージ中央でリアムとノエルが力強く抱き合ったハグ。確執のあった兄弟が和解したその光景は、私たちに「過去を嘆かず、前を向け」と背中を押してくれているようでした。彼らがいるこの世界は最高だと確信できた、一生忘れられない夜の記録です。
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スポット2:渋谷に現れた熱狂の拠点 – MIYASHITA PARKファンストア

再結成の熱狂は、東京ドームのライブ会場だけにとどまりません。渋谷のMIYASHITA PARKには、日本初にして唯一の公式ポップアップ・ショップ「oasis live ’25 TOKYO FAN STORE」がオープンし、街全体の空気を支配していました。完全予約制というハードルはありましたが、そのおかげで店内は混雑が緩和され、快適な環境でグッズを吟味できるというデジタルマーケター視点でも見事なオペレーションでした。入り口で迎えてくれるインダストリアルな機材ケースのディスプレイを見ただけで、ここは単なる物販ではなく、カルチャーを五感で体験する聖地であることが理解できます。
ファンストアの目玉は、何と言ってもここだけでしか手に入らない限定グッズです。紫色の文字で「TOKYO」とプリントされた限定Tシャツや、通販では絶対に買えない貴重なツアーパンフレットなど、ファンの所有欲を強烈に刺激するアイテムが並びます。私はさらに、併設されたブリティッシュパブを模したスペース「PUB FOREVER」へと向かいました。むき出しの配管とポスターに囲まれながら、大音量の「Live Forever」を背景に特製グラスで味わう生ビールは、まるでマンチェスターの路地裏に迷い込んだかのような至高の体験でした。
また、同施設内のadidas店舗で開催された「adidas Originals x Oasis」のポップアップも見逃せません。ここでは「TOKYO」のネームが刻まれた限定トラックジャケットとゲームシャツを無事に入手しました。サイズ感に関しては、トレンドのオーバーサイズに流されず、ジャストのLサイズを選ぶことで90年代のブリットポップらしい洗練されたシルエットを作ることができるという実践的な教訓を得ました。渋谷から始まったこの新たな伝説のカウントダウンは、ファンにとって極上のプレリュードとなったのです。
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スポット3:ブリットポップの原風景 – ロンドン・Berwick Streetのレコード店

東京から舞台をイギリスへ移し、私が向かったのはロンドンのソーホー(SOHO)地区。迷路のような小道を抜けた先にあるBerwick Street(バーウィック・ストリート)は、ブリットポップの歴史そのものが刻まれたモニュメントです。ここは全世界で2,500万枚以上を売り上げたOasisのセカンド・アルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』の象徴的なジャケット写真が撮影された場所。夕暮れ時にこの通りに立つと、90年代の狂騒と若き日の彼らの野心がアスファルトの下から蘇ってくるような、哀愁と色気を含んだ空気を吸い込むことができます。
この通りの目的は単なる聖地巡礼にとどまりません。ジャケット写真の右端にも写っている老舗レコードショップ「Sister Ray(シスター・レイ)」でのディグこそが本命です。1階のCDの森を抜け、地下のヴァイナル天国へと降りていくと、そこには厳格に整理された新品と中古のレコードがひしめき合っています。限られた時間の中でOasisの「O」のセクションに的を絞った私は、幸運にも「Acquiesce」の片面12インチプロモ盤(RKID74T)や、「Stand by me」のホワイトレーベル仕様など、ファン垂涎の貴重なコレクターズアイテムを引き当てることができました。
興奮冷めやらぬまま、向かいにある双璧をなす名店「Reckless Records(レックレス・レコード)」へ。Sister Rayの重厚さとは対照的にポップな雰囲気を持つこの店は、回転率が高く常に新しい発見があります。そこで私が直面したのは、世界で50枚限定というノエル・ギャラガー直筆サイン入りの7インチシングル『Magic Secrets』でした。プライスタグに書かれた「500ポンド」という価格に手が震えましたが、ロンドンのど真ん中でこのような国宝級のお宝に無造作に出会えること自体が、レコードハンティングのロマンであり、この街が持つ途方もない底力なのです。
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スポット4:ロンドンの音楽カルチャーの交差点 – SOHOと由緒ある聖地

ロンドンでの音楽探求は、ソーホーの別の一角、カーナビーストリートへと続きます。夜の闇に紫色のライトアップで幻想的に浮かび上がる「adidas Originals London SOHO」旗艦店。ここは単なるアパレルショップではなく、リアム・ギャラガーが愛したテラスカルチャーを体現する場所です。2階の奥で私が探し当てたのは、日本では未発売だった赤色のリンガーTシャツとグレーのコラボスウェット。フットボールシャツのスタイルを踏襲しつつ、音楽へのリスペクトが込められたこれらのアイテムは、まさに現地でしか手に入らない特別な戦利品となりました。
翌日、私はサウス・ケンジントンにある由緒正しき音楽の殿堂、ロイヤル・アルバート・ホールへと足を運びました。ここはノエル・ギャラガーが2007年に伝説的なアコースティックライブ『The Dreams We Have as Children』を行った神聖な場所です。しかし、現地に到着すると周囲は警察のバリケードによる厳戒態勢。予期せぬ要人訪問の影響で、建物に近づくことすら叶いませんでした。落胆はしましたが、思い通りにいかないことこそが旅のリアリティであり、外観を眺めながらあのギターの残響に想いを馳せるだけでも十分に価値のある時間でした。
この悔しさを晴らすべく、バスを乗り継いでノッティングヒルの名店「Music & Video Exchange」へ向かいました。レコードのレア盤が枯渇する中、視点を変えてCDシングルのコーナーを掘り下げると、そこはまさに宝の山。Creation時代のシングルが破格で積まれている中、信じられないことに先ほど訪れたロイヤル・アルバート・ホールでのノエルの公式ライブ音源のプロモCDを発見したのです。さらに、別日には閉店間際の「Flashback Records」へUberで執念の滑り込みを果たし、UKオリジナルCreation盤の『Whatever』を無事確保。ロンドンのレコード屋には、諦めない者だけに微笑む音楽の神様が確実に存在しています。
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スポット5:東京の地下で眠る歴史 – 御茶ノ水・新宿ディスクユニオン探訪

東京に拠点を戻しても、私のヴァイナル・ハンティングの熱は冷めることを知りません。休日の午後、知的好奇心を満たす学生街・御茶ノ水にあるディスクユニオン駅前店を訪れました。ここはオールジャンルを網羅する図書館のような安定感があります。中古CDの迷宮を探索していると、黒いジャケットに『JILY』と記された伝説のブートレグの高音質リマスター盤と運命の再会を果たしました。1996年カーディフでの狂騒が真空パックされたこの一枚は、デジタルでは味わえない生々しいグルーヴを届けてくれます。
さらに同じ御茶ノ水店で、私は自身の偏見を打ち砕く衝撃的な体験をしました。Oasis至上主義だった私が、モノクロームの美学を放つThe 1975の初期EP4部作(『IV』『Facedown』など)と出会ったのです。レコードに針を落とし、洗練されたエレクトロニックビートと切実な若さの暴走を聴いた瞬間、彼らもまた「現代マンチェスター」の正統な後継者であることを確信しました。ジャンルの垣根を越え、食わず嫌いをなくして未知の音と出会えることこそが、実店舗ディグの最大の魅力です。
一方で、世界有数のレコード魔窟であるディスクユニオン新宿店は、全く異なるヒリヒリとしたライブ感を持っています。狭い通路にマニアックなコレクターが集うこの店でOasisのレア盤を探すと、『WHATEVER』のUKオリジナル盤が約2万5千円、さらには未開封の『TIME FLIES』ボックスセットが約4万7千円と、圧倒的なバブル価格を見せつけられました。極め付けは約9万円のライブ盤『FAMILIAR TO MILLIONS』。高嶺の花に冷や汗をかきながらも、そこに刻まれた文化遺産としての重みを肌で感じる時間は、コレクターにとって至福のトリップ体験なのです。
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スポット6:渋谷で体感するアナログの熱量 – タワーレコードとHMV

渋谷のアナログレコード市場は、Oasis再結成の熱波を最もダイレクトに受けている震源地です。タワーレコード渋谷店のアナログコーナーに足を踏み入れると、そこには私の甘い想定を粉々に打ち砕く「再結成バブル」の現実が待っていました。名盤『Definitely Maybe』や『(What’s The Story) Morning Glory?』のUKオリジナル盤に付けられたプライスタグは、なんと5万円超え。90年代のブリットポップ・アンセムは、もはや高級ヴィンテージワインと同等の資産価値を持つ歴史的遺産へと変貌を遂げていたのです。
レコードの価格高騰に逃げ込むように向かったカセットテープ売場でも、第二の衝撃が待ち受けていました。Z世代のリバイバルブームに乗り、OasisのUK盤カセットテープが約2万円、NirvanaやSmashing Pumpkinsの名盤に至っては3万円以上という驚愕の相場が形成されていました。カセットテープは安価なノスタルジーではなく、完全なるコレクターズアイテムです。予算オーバーで打ちひしがれる中、店内に新設されるクラフトビールバー「TOWER RECORDS BEER」のポスターが、疲れた心に次なる楽しみという希望を与えてくれました。
渋谷でのディグを完結させるため、少し奥まった場所にある聖地「HMV record shop 渋谷」へも足を伸ばしました。ここは中古盤の充実度において群を抜く名店です。入店直後、再発盤がズラリと並ぶOasis特設コーナーの熱気に圧倒されつつ、インディーの棚で『Little by Little』の12インチや3万円超えの『The Masterplan』を発見。カセットの森を彷徨い、Nujabesの特設コーナーに想いを馳せる。たとえ予算の都合で手ぶらで帰ることになったとしても、自分の手でジャケットをめくり相場を確かめるこの一連の行為こそが、かけがえのない音楽体験なのです。
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スポット7:国境を越える音楽愛 – ソウル「DOPE RECORDS」の底なし沼

東京やロンドンに留まらず、カルチャーの探求は国境を越えます。韓国ソウル・麻浦区の無機質な雑居ビル4階に潜む「DOPE RECORDS」。ここは世界中の音楽フリークを惹きつける、知る人ぞ知るインディペンデントな名店です。ステッカーだらけのガラス扉を開けた途端、真のレコードショップが放つ特有の魅惑的な匂いに包まれました。そして真っ先に私の視線を奪ったのは、燦然と輝くOasisの金色ボックスセット。この店にはヤバいものが眠っているという確信が、一瞬にして私をディグの沼へと引きずり込みました。
圧巻なのは、床から天井までを埋め尽くす巨大なカセットテープの壁です。色褪せたハングルの背表紙たちがぎっしりと並ぶ中、私は以前東京で買い逃していたノエル・ギャラガーのソロ・ベスト盤カセットを発見しました。さらに、Foo Fightersの完全なる韓国版デッドストックや、UKオリジナル盤『The Hindu Times』のEPなど、ネット通販では絶対に味わえない奇跡的な出会いが連続します。状態を示す手書きタグに「ANDY BELL (RIDE, OASIS)」と添える店主の愛情の深さに、思わずニヤリとしてしまいました。
J-POPから最新のK-POP、そして無数のバンドTシャツまでを網羅するこの空間は、音楽愛という共通言語で世界が繋がっていることを証明しています。重い買い物かごを気遣ってくれる店員さんの人懐っこい温もりや、壁一面のギャラガー兄弟のポスターに見送られる高揚感。異国の地でカルチャーの底なし沼にどっぷりと浸かるこの体験は、定番の観光やグルメだけでは決して得られない、旅の最高のスパイスとなります。ソウルを訪れる際は、ぜひこのディープな熱源へ足を運んでみてください。
より詳しいレポートはこちらの記事をご覧ください。
ソウル・麻浦区の「DOPE RECORDS」でディグる!Oasisとカセットテープの底なし沼へ
4. スポット比較まとめ
今回巡った世界各地のOasis聖地やレコードショップの特徴を比較しやすいように一覧にまとめました。あなたの次の旅のプランニングにぜひお役立てください。
| 名称 | 公式リンク | 特徴 | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 東京ドーム | -(ツアー終了) | 16年ぶりの再結成ライブ会場。歴史的熱狂とポズナンの儀式を共有した伝説の空間。 | 高 | ★★★★★ |
| MIYASHITA PARK (渋谷) | -(イベント終了) | 公式ファンストアとadidasポップアップ。限定グッズとPUB FOREVERでのビールが最高。 | 中〜高 | ★★★★☆ |
| Sister Ray (ロンドン) | Sister Ray | 名盤ジャケの舞台Berwick Stにある老舗。地下の厳格なカテゴライズでプロモ盤を発掘可能。 | 中 | ★★★★★ |
| Reckless Records (ロンドン) | Reckless Records | 回転が早く一期一会の宝探しができる名店。ノエルのサイン入り激レア盤に遭遇するロマン。 | 中〜高 | ★★★★☆ |
| Music & Video Exchange (ロンドン) | MVE Shops | ノッティングヒルの名店。レコードだけでなくCDシングルやプロモ盤の破格ディグが熱い。 | 安〜中 | ★★★★☆ |
| ディスクユニオン (御茶ノ水・新宿) | disk union | 世界有数の在庫量。御茶ノ水はアカデミック、新宿はマニアック。ブートレグから最新盤まで。 | 安〜高 | ★★★★★ |
| DOPE RECORDS (ソウル) | DOPE RECORDS | 麻浦区のカルチャー震源地。カセットテープの壁とUKロックのデッドストックが眠る底なし沼。 | 安〜中 | ★★★★★ |
5. FAQ(よくある質問)
Q1: Oasisの再結成ライブに向けた聖地巡礼はどこから始めるべきですか?
A1: やはりブリットポップの原風景であるロンドン・ソーホー地区のBerwick Streetがおすすめです。名盤『Morning Glory』のジャケット撮影地を歩き、そのままSister RayやReckless Recordsでレコードを掘るルートは、Oasisファンにとって究極の巡礼コースと言えます。
Q2: ロンドンや東京でのレコードディグで、レア盤を見つけるコツはありますか?
A2: ターゲットを明確に絞ることと、視点を変えることです。アナログLPは価格が高騰していますが、CDシングルや12インチのプロモ盤、あるいはカセットテープなど、他のフォーマットに目を向けると思わぬ破格の宝物(デッドストックなど)に出会える確率がグッと上がります。
Q3: イギリスや韓国のレコードショップを巡る際、おすすめの時間帯や注意点はありますか?
A3: 週末の午後は非常に混雑するため、じっくり探したい場合は平日の午前中やオープン直後がベストです。また、ロンドンのショップは19時閉店など閉まるのが早いことが多いため、閉店1時間前にはお目当ての店に到着できるよう、交通機関(Uberやバス)の遅延を見越した余裕のあるスケジュールを組みましょう。
6. 旅を快適にする準備(攻略ハック)
海外のレコードショップを巡るディグの旅では、徹底した事前準備が勝敗を分けます。まず、見つけたレア盤の相場をその場で素早くDiscogsなどのサイトで調べるため、安定した通信環境が絶対に欠かせません。ルーターを持ち歩くのは荷物になるため、出発前に「Holafly」などの無制限eSIMを設定しておくことを強くおすすめします。スマートフォンのバッテリー消費も抑えられ、限られた滞在時間を120%活用できます。
次に決済手段です。ロンドンでもソウルでも、現在のレコードショップは驚くほどキャッシュレス化が進んでいます。Apple Payなどの「Tap to Pay」機能付きのクレジットカードを設定しておけば、レジでのやり取りが非常にスムーズになります。また、大量に購入した重いレコードを持ち歩くのは過酷です。ディスクユニオンやタワーレコードが密集する東京(新宿・渋谷エリア)やロンドン(SOHOエリア)では、必ずアクセスの良い駅近のホテルを拠点にし、「買ったら一旦置きに帰る」という機動力のある立ち回りを心がけてください。
📌 リマインダー
本記事に登場する東京ドーム公演(2025年10月)、MIYASHITA PARK公式ファンストア&Adidasポップアップ(2025年9〜10月)はすべて2025年内に終了しています。Oasisの今後のツアー予定は公式サイトでご確認ください。レコードショップ等の常設店舗情報は引き続き有効です。
7. 結論:記録ではなく、記憶に刻む音楽の旅へ
2025年、Oasisの再結成という奇跡は、単なる懐古趣味にとどまらず、世代や国境を越えて私たちに新たな「熱狂」をもたらしてくれました。東京ドームで流した涙、渋谷のファンストアで味わった一体感、ロンドンのBerwick Streetで触れた歴史の重み、そしてソウルの裏路地で出会った店主の音楽愛。これらすべての体験は、デジタルストリーミングを聴くだけでは絶対に得られない、人生を豊かにする強烈なスパイスです。
レア盤の価格高騰やバブルという現実もありますが、自らの足で歩き、指先を黒くして探し当てた一枚のレコードには、そこに費やした時間と情熱という「あなただけの物語」が宿ります。次の週末、あるいは次の休暇には、ぜひこのガイドを片手に街へ飛び出してみてください。音楽を愛する世界中の同志たちと、まだ見ぬ名盤が、あなたの訪問を待っています。Let’s Live Forever.







