こんにちは、PhotomoのCityNomixです。普段はデジタルマーケティングの仕事をしながら、国内外の街を歩き、その土地ならではのカルチャーを掬い上げています。今回は、私の音楽的ルーツの一つでもあるガレージロック、そしてそのアイコン、ジャック・ホワイトが設立したレーベル、Third Man Recordsのロンドン店を訪れた体験をお届けします。
SOHOに輝く、鮮烈なイエローとの出会い
2023年11月17日、曇り空の午後3時。ロンドンの流行発信地、SOHO地区にその店はありました。お洒落なセレクトショップ「End.」のすぐ近くだという情報は掴んでいたので、期待に胸を膨らませて向かいます。
そして、目に飛び込んできたのは、まさに「ド派手」という言葉がふさわしい、鮮やかな黄色のファサード。これこそが、Third Man Records Londonの象徴です。この黄色は、レーベルのアイデンティティそのもの。音楽ファンならずとも、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを放っています。
この外観だけで、これから始まる体験への期待感は最高潮に達しました。まさに、これから本物のロックンロールに触れるのだ、という高揚感です。
レコードとカルチャーが渦巻く、黄色の空間へ
一歩足を踏み入れると、そこは外観の印象を裏切らない、黄色を基調とした空間。壁一面にレコードがぎっしりと並び、オリジナルグッズも所狭しとディスプレイされています。アナログレコードの持つ独特の匂いと、視覚的な情報量の多さに、一瞬で心を奪われました。
店内は、単なるレコードショップというより、Third Man Recordsという一つのカルチャーを発信する基地のような雰囲気。スタッフの方もフレンドリーで、音楽愛に溢れているのが伝わってきます。
必見！Third Man Recordsが生み出す音の結晶
Third Man Records Londonの大きな魅力の一つは、このレーベルでレコーディングされた作品が豊富に揃っていること。特に7インチレコード ロンドンで探しているなら、ここは天国でしょう。実際に「7インチはすごく充実している」という私のメモ通り、そのセレクションには目を見張るものがありました。
一枚一枚手に取り、ジャケットを眺め、どの音源を自分のコレクションに迎え入れるか、真剣に悩む時間は至福のひとときです。目移りするほどのレコード群の中から、お気に入りの一枚を見つけ出す喜びは、レコードハンティングの醍醐味と言えるでしょう。
CityNomixが選んだ、魂を揺さぶる戦利品たち
長考の末、私が選んだのは、やはりThe White Stripes レコード。彼らの初期衝動が詰まった7インチシングルを4枚選びました。それぞれの盤で異なる色鮮やかなレーベルデザインもコレクター心をくすぐります。
さらに棚を眺めていると、Beckの7インチシングルを発見。これも見逃せないと思い、迷わず追加。こうした予期せぬ出会いがあるから、レコードショップ巡りはやめられません。
そして、レジへ向かおうとしたその時、ふと目に入ったのがJack White レコードのソロカセットテープ。鮮やかな水色のデザインに惹かれ、再度レジに戻って購入を決意。アナログレコードだけでなく、カセットテープというメディアにも力を入れているのが、Third Man Recordsらしいこだわりを感じさせます。
購入アイテム詳細
今回の訪問で購入したのは以下のアイテムです。
- The White Stripes 7インチシングルレコード：4枚
- Beck 7インチシングルレコード：1枚
- Jack White ソロカセットテープ：1本
これらは単なる音楽メディアではなく、Third Man Recordsという場所の空気感、そしてジャック・ホワイトの音楽への情熱が詰まった、私にとっての宝物となりました。
レコードだけじゃない、Third Man Recordsの魅力
Third Man Recordsの魅力は、The White StripesやJack Whiteの作品だけにとどまりません。彼らと所縁のあるアーティストがこのレーベルでレコーディングした作品や、限定盤なども見逃せません。Beckの7インチもその一つです。
新品のレコードはもちろん、イエローを基調としたオリジナルグッズも豊富で、見ているだけでも楽しい空間。カセットテープも新品で取り扱っており、アナログメディアへの深い愛情を感じることができます。まさに、音楽好き、特にガレージロックやオルタナティブロックが好きな人にとっては、時間を忘れて楽しめる場所です。SOHO 音楽シーンの中でも、ひときわ異彩を放つ存在と言えるでしょう。
ロンドンでレコードを探すなら、絶対に訪れたい場所
もしあなたが「ロンドン レコードショップ おすすめ」で検索してたどり着いたのなら、Third Man Records Londonは絶対にリストに加えるべき一軒です。The White Stripesが好きなら、Jack Whiteが好きなら、いや、本物のロックンロールの息吹を感じたいなら、ぜひ足を運んでみてください。
単にレコードを買うだけでなく、その空間に身を置くことで得られるインスピレーションや興奮は、他では味わえない特別なものです。デジタルでは決して体験できない、五感を刺激する音楽体験がここにあります。
店舗情報とアクセス
Third Man Records London
公式サイト：https://thirdmanrecords.com/
ロンドンのSOHO地区、1 Marshall St, Carnaby, London W1F 9BA イギリスに位置しています。ファッションやカルチャーの発信地であり、周辺には他にも魅力的なショップが点在しているので、散策も楽しめます。
アクセス（Google MAP）:
まとめ：SOHOで見つけた、色褪せないロックの魂
Third Man Records Londonは、ただのレコードショップではありませんでした。そこは、創設者ジャック・ホワイトの音楽への情熱と美学が隅々まで息づく、まさに「体験する場所」。鮮烈なイエロー、アナログメディアの温もり、そして何よりもそこで出会える音楽そのものが、訪れる者の感覚を揺さぶります。
この記事を読んで、少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ次のロンドン旅行の際には足を運んでみてください。きっと、あなただけの特別な一枚、そして忘れられない体験が待っているはずです。Photomoはこれからも、そんな街角のリアルな感動を、自身の足で稼いだ情報と共にお届けしていきます。