【体験レポ】oasisポップアップ渋谷に潜入!adidas宮下パーク店の期間やグッズ、混雑状況を徹底解説

渋谷の喧騒に響くアンセム:Oasisポップアップ渋谷への序章

2025年9月、秋の気配が漂い始めた東京。いつものように情報収集と街の空気を感じるために渋谷を歩いていた私の目に、一つの強烈な光景が飛び込んできました。それは、宮下パーク(MIYASHITA PARK)の一角に、まるで音楽の聖域のように存在する、アディダスショップの姿でした。しかし、その日のアディダスは、いつもとは全く違う表情を見せていたのです。

ガラス張りのファサードを覆い尽くす、巨大なモノクロームのビジュアル。そこに映し出されていたのは、言うまでもなく、伝説のロックバンド、Oasisのギャラガー兄弟でした。そう、10月末に控えた東京ドームでの歴史的ライブを前に、adidas OriginalsとOasisの軌跡を刻むコラボレーション「adidas Originals x Oasis Live ‘25 コレクション」のポップアップストアが、この渋谷の地に誕生していたのです。

Photomoを運営するCityNomixとして、そして一人の音楽ファンとして、この引力に抗うことなどできるはずもありません。夕暮れの光が渋谷の街を包み込む午後5時。私は吸い寄せられるように、その扉へと歩を進めました。この記事では、その内部で私が体験したすべてを、熱量高く、そしてどこまでも誠実にお伝えしたいと思います。これから訪れる予定の方も、遠方から想いを馳せる方も、ぜひこの体験を共有してください。

熱狂の震源地へ:Oasis ポップアップ 渋谷 MIYASHITA PARK店の全貌レポート

宮下パークの開放的な雰囲気と、渋谷のストリートカルチャーが交差する絶好のロケーション。このポップアップは、単なるショップという枠を超え、ひとつの「体験」として設計されていることを、まずお伝えしなければなりません。そのディテールを、私の足跡と共に辿っていきましょう。

陸橋から望む、音楽が風景をジャックする瞬間

店舗に近づく前に、私はあえて少し離れた陸橋の上からその全景を眺めてみました。そこから見た光景は、まさに圧巻の一言。演奏するノエルと歌うリアムの巨大な写真が、都市の風景を完全にジャックしているのです。道行く人々が足を止め、スマートフォンを向ける。その光景自体が、Oasisという存在が今なお持つカルチャーへの影響力を物語っていました。このアングルからの眺めは、訪問の際にはぜひ体験してほしいポイントの一つです。

渋谷のMIYASHITA PARKにあるアディダスストアの外観。建物のガラス張りのファサード全体に、イギリスのロックバンド「オアシス」のメンバー、ギャラガー兄弟の巨大なモノクロ写真がラッピングされている。店の前を多くの人々が行き交っている。
渋谷アディダスがオアシス一色に。陸橋からの眺めが壮観。

夕暮れに浮かび上がる青いロゴ:adidasとOasisの邂逅

店舗の正面に立つと、巨大なビジュアルの迫力に改めて圧倒されます。夕暮れの光の中で、アディダスのトレフォイルロゴとOasisのバンドロゴが並んでいるのを見ると、90年代のブリットポップムーブメントから続く両者の長く密接な関係に、自然と思いを馳せてしまいます。これは単なるコラボレーションではなく、二つのカルチャーアイコンが必然的に再び交わった、歴史的な瞬間なのだと。

夕暮れ時の宮下パークにあるアディダスショップの外観。ガラス張りのファサードには、ロックバンドOasisとのコラボレーション広告が大きく表示されている。
渋谷、宮下パークのアディダス。Oasisとのコラボレーションが夕暮れの街に映える。

店内へと足を踏み入れると、まず耳に飛び込んできたのは大音量のOasisの楽曲。それはまるで、ライブ会場の開演を待つ、あの独特の高揚感。10月末の東京ドームでの再会が、この場所からすでに始まっているかのような錯覚に陥ります。この音響演出は、訪問者を一瞬で彼らの世界へと引き込む、見事な仕掛けでした。

ファン必見!Oasis ポップアップ 渋谷の展示と限定グッズ詳細

高揚感を胸に、いよいよ店内を探索します。ショップは単に商品を売る場所ではなく、バンドの歴史とadidasとの関わりを伝えるミュージアムのような側面も持ち合わせていました。ここでは、特に印象的だった展示物やグッズについて詳しくレポートします。

店内展示レポート:ファン垂涎のアーカイブとコレクションの象徴

入店して真っ先に目に飛び込んでくるのは、今回の「Live ’25」コラボレーションを象徴する、巨大な銀色の球体です。天井から吊るされたこのオブジェにはシグネチャーロゴがデザインされており、その下には今回のコレクションアイテムが並びます。この未来的なインスタレーションは、今回の再結成がいかに特別なイベントであるかを物語っているようでした。

アディダスとオアシスの「Live '25」コラボを記念した店舗ディスプレイ。中央にロゴ入りの大きな銀色の球体が吊るされ、その下の円形テーブルにコラボTシャツなどが展示されている。
中に入ると今回のLive25のシグネチャーとなるロゴの球体がお出迎えしてくれます。

さらに奥へ進むと、今回のコラボアイテムをクールに着こなすマネキンたちが迎えてくれます。特に、リアム・ギャラガーを彷彿とさせる、サングラスとヘッドフォンを合わせた中央のマネキンのスタイリングは秀逸。90年代の「Cool Britannia」の空気が、現代の渋谷に蘇ったかのようです。

アディダスの店舗に展示された、イギリスのロックバンドOasisとのコラボレーション商品を着用した3体のマネキン。中央のマネキンは水色のサッカーシャツにサングラスとヘッドフォンを合わせ、クールに座っている。
アディダスとOasisのコラボレーション。90年代ブリットポップの雰囲気をまとったマネキンの着こなしがクール。

そして、ファンにとって最も胸が熱くなるのは、貴重なアーカイブの展示でしょう。ガラスケースの中には、リアムがライブで実際に着用したとされるM-65風のミリタリージャケットが。隣にはステージで熱唱する彼の写真も飾られており、その熱気が伝わってくるようでした。

ガラスケースの中に展示されている、リアム・ギャラガーが着用した緑色のアディダス製ミリタリージャケット。隣にはライブで着用している写真が飾られている。
リアム・ギャラガーがライブで着用したアディダスのM-65風ジャケット。

別のケースには、リアムが過去にadidasとコラボしたスニーカー「LG II SPZL」や、若き日のギャラガー兄弟のモノクロ写真、ノエルが表紙を飾った日本の音楽雑誌まで展示されています。これらは単なる商品展示ではなく、彼らの歩んできた歴史そのものです。

ガラスケースの中に展示されたアディダスとリアム・ギャラガーのコラボレーションアイテム。クリーム色のスニーカー、オアシスのモノクロ写真、日本の音楽雑誌、黒いレザージャケットが並べられている。
リアムが過去にadidasとコラボしたスニーカーも展示されてました。

さらに、ノエルが愛用したEpiphoneのギターとヴィンテージのアディダススニーカーの展示も。音楽とファッションがいかに密接に結びついていたか、そしてそのカルチャーの中心に彼らがいたことを再認識させられます。

ガラスケースの中に展示された、ナチュラルカラーのエピフォンのエレキギター、白と緑のアディダスのスニーカー、そしてミュージシャンの白黒写真。
ミュージシャンの愛用品:ギターとスニーカーの展示

壁面に大きく掲げられた「THE ORIGINAL FOREVER」という言葉を冠したキービジュアルは、このポップアップのテーマを雄弁に物語っていました。アディダスを纏いギターを弾くノエルと、ライブで熱狂するファンたちの姿。このブランドと音楽カルチャーの永遠の関係性を象徴する、感動的な一枚です。

アディダスストアに展示された、ノエル・ギャラガーがギターを弾く姿と熱狂する観客を写した大きな広告ポスター。「THE ORIGINAL FOREVER」の文字とアディダスのロゴが入っている。
店内に展示されていたアディダスのキービジュアル。音楽とストリートカルチャーの永遠の繋がりを感じさせます。

気になるグッズのラインナップと在庫状況は?

さて、肝心のグッズです。店内には、今回のコラボレーションを記念したジャージやTシャツが豊富にラインナップされていました。特にアイコニックなスリーストライプスのTシャツは、カラーバリエーションも豊富で、多くのファンが手に取っていました。私が訪れた平日の夕方時点では、在庫は潤沢にあるように見えました。

衣料品店のラックにずらりと並べられた、アディダスのスリーストライプスTシャツ。黒、オフホワイト、ネイビーの各色のシャツがハンガーにかかっている。
人気のスリーストライプスTシャツ、在庫は豊富にありましたよ!

正直に告白すると、私CityNomixは、今回のコレクションの主要アイテムをadidasの公式アプリ「Confirmed」と「ノエルギャラガーモバイル」の先行販売で既に注文済みでした。そのため、今回は何かこのポップアップ限定の特別なアイテムがないかと探しに来たのですが、残念ながらそれは見当たらず。しかし、実際に商品を手に取り、その質感やデザインを確かめられたのは大きな収穫でした。これからライブに行くための戦闘服を吟味する、という行為そのものが楽しいのです。

アディダスとオアシスのコラボレーションを告知する大きな店内広告。黒いジャージを着て背中を向けた男性と、水色のオアシスロゴ入りジャージを着て正面を向いた女性が写っている。
アディダスとオアシスのコラボレーション、巨大なビジュアルが目を引く。

オアシス アディダス コラボのサイズ感について

オンラインで購入を検討している方にとって、最も気になるのがサイズ感でしょう。これは多くのコラボアイテムに言えることですが、実際に試着してみるのが一番です。一般的なアディダスのオリジナルスのアパレルと比較すると、今回のコレクションは若干リラックスしたフィット感のように感じました。特にジャージは、90年代の雰囲気を出すために少し大きめに着るのも良いかもしれません。Tシャツは比較的スタンダードなサイズ感です。もし可能であれば、ぜひ店舗で一度袖を通してみることをお勧めします。スタッフの方も親切に相談に乗ってくれますよ。

通販は?オアシス アディダス zozoでの展開

遠方にお住まいの方や、店舗に行く時間がない方は、オンラインでの購入がメインになるかと思います。今回のコレクションは、アディダスの公式サイトおよび公式アプリ「Confirmed」で販売されています。また、大手ファッション通販サイトのZOZOTOWNでも取り扱いがある場合があります。ただし、人気アイテムは即完売する可能性が高いので、発売日や再入荷の情報は公式サイトやSNSで常にチェックしておくのが賢明でしょう。特に「Confirmed」アプリは、こうした限定アイテムの抽選販売に使われることが多いので、まだダウンロードしていないファンの方は必須です。

ライブ参戦前に知っておきたい! Oasis ポップアップ 渋谷の混雑状況と関連情報

この特別な空間を最大限に楽しむために、訪問前に知っておくと役立つ実践的な情報もまとめました。私のリアルな体験から得た教訓も含まれていますので、ぜひ参考にしてください。

訪問時の混雑レポートとおすすめの時間帯

私が訪れたのは、平日の9月26日(金)の17時頃でした。この時間帯は、仕事帰りの方が立ち寄り始めるくらいのタイミングで、店内は賑わっていましたが、展示をじっくり見たり、商品を手に取ったりするのに困るほどの混雑ではありませんでした。しかし、週末やライブが近づくにつれて、混雑は増すことが予想されます。特に土日の昼過ぎから夕方にかけては、入場制限がかかる可能性も視野に入れておいた方が良いでしょう。もしゆっくりと見たいのであれば、平日の午前中や、オープン直後が狙い目かもしれません。

開催期間とアクセス情報:場所はMIYASHITA PARK

このポップアップが開催されているのは、渋谷の「RAYARD MIYASHITA PARK」内にあるアディダス ブランドセンターです。渋谷駅からのアクセスも非常に良く、ショッピングや食事のついでに立ち寄ることも可能です。

場所: アディダス ブランドセンター RAYARD MIYASHITA PARK
住所: 東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK South 1F・2F

開催期間については、公式サイトで最新情報をご確認ください。こうしたポップアップは期間限定ですので、見逃さないように注意が必要です 

公式サイト: adidas Originals x Oasis Live ‘25 コレクション 

さらに続く熱狂:Oasis Live ‘25 Tokyo Fan Store情報

私の訪問で得たもう一つの重要な情報。それは、このアディダスでのポップアップとは別に、日本初にして唯一の公式ポップアップ・ショップ「Oasis Live ‘25 Tokyo Fan Store」が、同じく渋谷のMIYASHITA PARKにて、10月11日(土)からオープンするということです。こちらはさらにライブグッズに特化した内容になることが予想され、ファンにとっては二度美味しい展開です。私ももちろん、オープンしたら再度訪れるつもりです。続報が入り次第、Photomoでもお伝えできればと思います。

Oasis チケットとノエルギャラガー モバイルの最新情報

今回のポップアップで盛り上がった気持ちを、ぜひライブ会場で爆発させたいものです。Oasisのチケットは争奪戦が必至ですが、公式のチケット販売サイトやリセール情報をこまめにチェックすることが重要です。また、熱心なファンであれば「ノエルギャラガーモバイル」のような公式ファンクラブへの加入は欠かせません。こうした会員限定の先行販売は、チケット入手の確率を上げる最も有効な手段の一つと言えるでしょう。 

まとめ:Oasis ポップアップ 渋谷は音楽とファッションが交差する体験空間だった

今回訪れたadidasのOasisポップアップストアは、単なる商品販売の場ではありませんでした。それは、一つのバンドがカルチャーに与えた影響を再確認し、来たるべきライブへの期待感を最高潮に高めてくれる、まさに「体験空間」でした。店内に流れる音楽、壁を飾るビジュアル、ガラスケースに収められた伝説のアイテムたち。そのすべてが、私たちの記憶と感覚に直接語りかけてきます。

湾曲したガラスケースの中に展示されている、イギリスのロックバンドOasisの記念品。紺色のアディダスのジャージ、レコードジャケット、音楽雑誌などが並べられている。
Oasisのアーカイブ展示。アディダスのジャージや当時の雑誌が並ぶ。

何か特別な限定グッズを買うことはできませんでしたが、私はそれ以上のものを得られたと感じています。それは、ライブを待つ仲間たちと空間を共有する高揚感であり、ブランドとアーティストが紡いできた物語への深いリスペクトです。「歩いて、撮って、書く」をテーマにするPhotomoとして、これほど心揺さぶられる体験はありません。渋谷の街角で、音楽とファッションが完璧に融合したこの奇跡のような場所を、ぜひあなたの五感で確かめてみてください。

 

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