太陽が肌を焦がすワイキキ、僕の巡礼地ステューシー ハワイへ
CityNomixです。デジタルマーケティングの世界で日々数字と向き合う僕にとって、ハワイの風は思考をリセットするスイッチのようなもの。そして、この島を訪れるたびに、まるで巡礼のように足を運ぶ場所があります。それがステューシー ハワイ、ホノルルチャプターストアです。
単なるショップではありません。そこは、ストリートカルチャーの息吹とハワイの開放的な空気が交差する特別な空間。特に8月中旬は、秋冬(FW)コレクションのファーストデリバリーが並び始める、ファッション好きにとって心躍る季節なのです。昨年もこの時期に訪れましたが、デリバリーから1週間が経過したタイミング。果たして今年はどんなアイテムに出会えるのか、期待と少しの不安が入り混じります。
そして、もう一つの大きな目的。それは幻とも言われる「ホノルル限定Tシャツ」。毎日販売数が決められており、開店から1時間ほどで姿を消すという噂。この一枚を手に入れるため、僕の長い一日は始まりました。
ステューシー ハワイの現実 – 灼熱の4時間行列体験記
ワイキキの朝は、楽観的なムードに満ちています。しかし、Stussy Honoluluを目指すなら、そのムードは一度脇に置いておくべきかもしれません。僕自身の体験が、何よりの証拠です。
楽観は禁物。朝8時半の行列風景
開店は10時。少し早めに、と8時半に現地に到着した僕の目に飛び込んできたのは、信じられない光景でした。店の前から続く列は、すでに中庭を抜け、隣の人気カフェ「アイランドヴィンテージコーヒー」のあたりまで伸びていたのです。

青い空、揺れるヤシの木、ピンク色のロイヤルハワイアンホテル。絵に描いたようなハワイの風景の中で、僕と同じ目的を持つ人々が静かに列をなしている。この時点で「開店と同時に入店」という甘い考えは、コナの風と共に吹き飛んでいきました。
ステューシー ハワイ限定アイテムを狙うなら知っておくべき行列のルール
ここで、これからステューシー ハワイに挑むあなたへ、最初の重要なアドバイスを。行列は、店舗の目の前には形成されません。混乱を避けるためでしょう、列の最後尾はシェラトン・ワイキキ側の裏道に設けられています。

幸い、Stussyの店頭には、どこに並ぶべきかを示す丁寧な案内看板が設置されています。地図付きで「LINE START」の場所が示されているので、初めての人でも迷うことはないでしょう。しかし、このルールを知らないと、貴重な時間を無駄にしかねません。まずはこの看板を確認し、正しい待機列へと向かうことが、攻略の第一歩です。
時間との戦い – 開店から入店までのリアルなタイムライン
午前10時、開店の時を迎えましたが、僕のいる場所からは店の入り口どころか、列の先頭すら見えません。時間はゆっくりと、しかし確実に過ぎていきます。

開店から30分が経過し、ようやく建物の角を曲がることができました。しかし、その先にもまだ長い列が続いています。ハワイの日差しは容赦なく、多くの人がスマートフォンを見たり、仲間と話したりしながら、ひたすら耐え忍んでいます。

時刻は11時20分。ようやく、ようやく列の先頭が見えてきました。希望の光が見えた瞬間です。しかし、ここからがまた長い。入店人数をコントロールしているため、列は少しずつしか進みません。

そして、ついに僕が店のドアをくぐることができたのは、12時15分。並び始めてから、実に3時間45分。ほぼ4時間が経過していました。これはショッピングというより、一種の耐久レースです。
売り切れでも諦めない!ステューシー ハワイ限定Tシャツ入手の裏技
長い待ち時間を経て、ようやくたどり着いた店内。しかし、僕を待っていたのは非情な現実でした。しかし、そこから予期せぬ展開が待っていたのです。
ステューシー ハワイ限定 tシャツの悲報と吉報
僕が入店する少し前、店員さんが列の後方にやってきて、こう告げました。「本日のホノルルTシャツは、完売しました」。周囲からため息が漏れます。僕も正直、膝から崩れ落ちそうでした。4時間待った目的の一つが、目の前で消えたのですから。
しかし、諦めきれずに店内でスタッフの方に話しかけてみると、思いがけない言葉が返ってきました。「Tシャツは他のサイズは全部売り切れたんだけど、実はXLだけなら数枚残ってるよ」。まさに奇跡。サイズは少し大きいかもしれない、でもこのチャンスを逃す手はありません。僕は迷わず購入を決めました。この一件で学んだ教訓は、「公式アナウンスが『売り切れ』でも、念のためスタッフに確認してみる価値はある」ということです。
Tシャツだけじゃない!ステューシー ハワイ限定 パーカーとロンT
さらに、その親切なスタッフは教えてくれました。「Tシャツはないけど、ホノルル限定デザインのステューシー ハワイ限定 パーカーやロングスリーブTシャツならまだ在庫があるよ」。

これは嬉しい誤算でした。見せてもらうと、Tシャツとはまた違う魅力のあるデザイン。当初の目的とは違いますが、これもまた一期一会。僕はホノルルの思い出として、パーカーとロンTも手に入れることにしました。Tシャツ狙いの人も、他のアイテムに目を向けてみると、思わぬお宝に出会えるかもしれません。
ステューシー ハワイ限定 何時から並ぶべきか?
僕の体験から導き出す結論は、「本気で限定Tシャツの全サイズ・カラーから選びたいなら、朝8時半では遅すぎる」ということです。おそらく、開店2時間前の朝8時、いや、もっと早い時間から並ぶ覚悟が必要でしょう。特に新作発売日や観光シーズンは、想像を絶する戦いになるはずです。時間と体力、そして運。そのすべてが揃って初めて、勝利の栄冠を手にできるのです。
ちなみに、ステューシー ハワイ 閉店という噂を耳にすることがありますが、現在の場所に移転をして2025年8月現在、元気に営業していますのでご安心を。また、ステューシー ハワイ tシャツ 値段やその他のアイテムのステューシー ハワイ 値段は、基本的にアメリカの定価です。円安の影響はありますが、日本でプレ値で買うことを考えれば、十分に価値のある価格設定と言えるでしょう。
戦利品公開!Stussy 2025FWコレクションとハワイでの出会い
4時間の忍耐は、限定品だけでなく、素晴らしい2025FWコレクションとの出会いをもたらしてくれました。ここからは、僕が心を射抜かれたアイテムたちを紹介します。
今季の主役候補 – 鮮やかなウォームアップジャケットとストライプシャツ
まず目に飛び込んできたのは、息を呑むほど美しいティールグリーンのウォームアップジャケット。どこかPatagoniaの名作を彷彿とさせるクラシックなデザインと現代的なカラーリングの融合に、一瞬で心を奪われました。

そして、秋口に活躍間違いなしのストライプシャツ。ゆったりとしたボックスシルエットが今の気分にぴったりです。洗練されたブルーの色味は、一枚で着ても、ジャケットのインナーとしても活躍してくれるでしょう。
CityNomixが惹かれるカモフラージュ柄アイテム
僕は昔からカモフラージュ柄に弱いのです。今季のStussyは、そんな僕の心を的確に撃ち抜いてきました。無骨な雰囲気のワークジャケットと、意外性のある素材を使ったショーツ。

特にショーツは、まるでビブスのようなメッシュ素材でできており、通気性抜群。ハワイの気候にも、日本の蒸し暑い夏にも最適です。デザインと機能性が見事に両立した一着です。

モノトーンのカモ柄なので、見た目以上にコーディネートしやすいのも嬉しいポイントでした。
ロゴが決め手。定番Tシャツとカラーショーツ
Stussyといえば、やはりロゴアイテム。どこかCHANELのロゴを思わせる、遊び心のあるデザインのTシャツは、白と黒の色違いで購入しました。

シンプルなクルーネックスウェットも、このロゴが入るだけで特別な一枚に。そして、それに合わせたのが深みのあるグリーンのショーツ。ジャージのようなリラックスした素材感でありながら、色味が上品なのでだらしなく見えない。絶妙なバランス感覚は、さすがStussyです。

黒Tシャツは、背面に同系色でプリントされたロゴがクール。主張しすぎないデザインは、大人のストリートスタイルに欠かせません。
予期せぬ遭遇 – Stussy x Our Legacy コラボパーカー
一通り買い物を終えたつもりで店内を最後にもう一周していると、見覚えのあるロゴパッチが。なんと、StussyとOur Legacyのコラボレーションパーカーがあるではないですか。

XLサイズしか残っておらず、大きいかなと思いつつ袖を通したのが運の尽き。肌を滑るような着心地の良さ、計算され尽くしたシルエット。試着したら最後、置いて帰るという選択肢はありませんでした。「袖を通すとやばいやつだ」。まさにその言葉がぴったりの、予期せぬ最高の出会いでした。
結論:ステューシー ハワイは4時間並ぶ価値があるのか?
灼熱の中での4時間。それは決して楽な時間ではありませんでした。しかし、僕はこの体験に心から満足しています。
目的だった限定Tシャツを奇跡的に手に入れ、素晴らしい2025FWの新作たちに出会えたこと。それだけではありません。終始、フレンドリーに声をかけてくれた店員さんたちの存在が、この買い物を忘れられないものにしてくれました。「そのサイズで大丈夫?」「それ、すごく良いチョイスだね!」「新しいの持ってくるよ」。彼らのホスピタリティのおかげで、僕は最高の気分で買い物を楽しむことができたのです。
ステューシー ハワイは、ただ商品を売る場所ではありません。そこは、ブランドの世界観を体感し、ファッションを愛する人々との交流が生まれるコミュニティのような場所でした。だからこそ、僕はまたハワイに来た時には、きっとあの裏道の列に並ぶことになるでしょう。次は、インナー用のTシャツとソックスも忘れずに買おうと心に誓いながら。
公式サイト:https://www.stussy.com/
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