CityNomixです。
2025年12月22日、火曜日。快晴の舞浜。冬の澄んだ空気が、東京ディズニーランドの祝祭感をより一層引き立てています。
先ほどまで、ファンタジーランドの奥地で魔法の物語に浸っていました。美女と野獣で心を癒やされたあと、私はふと思い立って、普段なら少し背筋が凍るようなあの場所へと足を向けました。
そう、ファンタジーランドの端に佇むゴシック様式の洋館、「ホーンテッドマンション」です。
「ディズニーランドに来てまでお化け屋敷?」なんて思うなかれ。特にこの季節、クリスマス直前のホーンテッドマンションは、ただ怖いだけの場所ではありません。一年に一度、亡霊たちが休暇を取り、代わりにあの「カボチャ王」が屋敷を飾り付ける特別なシーズンなのです。
今回は、2025年の「ホーンテッドマンション・ホリデーナイトメアー」の様子を、CityNomixの視点でレポートします。昔の記憶のまま止まっているあなたも、これを読めばきっと、この奇妙なクリスマスパーティーに参加したくなるはずです。
クリスマスのホーンテッドマンションは、何が違う?
ホーンテッドマンションの前に到着しました。いつもの重苦しいレンガの門構えが、今日はどこか楽しげです。

ホーンテッドマンション ディズニーランドの中でも屈指の人気を誇るこのアトラクションですが、通常版とこの「ホリデーナイトメアー」版では、体験の質がまったく異なります。
映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の世界観
最大の特徴は、ティム・バートン原作の映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をテーマにしていること。ハロウィーンとクリスマスが衝突したような、奇妙で愛らしい世界観が屋敷全体を包み込みます。
通常、999人の亡霊たちが住むこの屋敷は、不気味さと静寂が支配しています。しかし、この期間だけは主人公のジャック・スケリントンが「サンディ・クローズ(サンタクロース)」に扮し、屋敷中をデコレーションしているのです。
今日の空は突き抜けるような青ですが、屋敷の周りには不穏でコミカルなクリスマスの装飾が施されています。カボチャのランタン、奇妙なクリスマスリース、そして屋根の上にはソリに乗ったジャックの姿も。
いざ、屋敷の中へ:恐怖と祝祭の融合
列に並び、屋敷の中へと進みます。最初の「伸びる部屋(ストレッチングルーム)」からして、演出が違います。いつものゴーストホストの語り口も、どこか楽しげな韻を踏んでいるように聞こえるから不思議です。
ドゥームバギー(ライド)に乗り込むと、そこはもうジャックの作り出した歪んだクリスマスの世界。

廊下の肖像画も様変わりしています。見てください、このジャック・スケリントンの誇らしげな姿を。サンタの衣装を身にまとい、プレゼント(中身はきっとロクなものではないでしょうが)を掲げています。
ホーンテッドマンションは「落ちる」アトラクション?
ここで、読者の皆さんからよく聞かれる疑問について触れておきましょう。検索で「ホーンテッド マンション 落ちる」と調べて不安になっている方がいるかもしれませんが、ご安心を。
ホーンテッドマンションは、ディズニーシーにある「タワー・オブ・テラー」のように急降下するアトラクションではありません。あくまでゆっくりと進むライド型のアトラクションです。
ただし、途中で背中から後ろ向きに坂を下るシーンがあります。暗闇の中で少し傾斜を感じるため、浮遊感はありませんが、独特の「引き込まれる」感覚はあります。これも演出の一つとして楽しんでください。
「怖い」だけじゃない、アートな空間
昔のままだと思ったら大間違いなのが、このバージョンの魅力です。「ホーンテッド マンション ディズニー 怖い」というイメージを持っている方も多いでしょう。確かに通常版は、不気味な花嫁や墓場の亡霊など、純粋なホラー要素が強いです。
しかし、ホリデーナイトメアーは違います。蛍光塗料で鮮やかに彩られたプレゼントボックス、雪をかぶった墓石、楽しそうに歌う花たち。怖さよりも「奇妙な美しさ」や「ユーモア」が勝っています。
特にボールルーム(舞踏会)のシーンは圧巻です。巨大なクリスマスツリーが飾られ、亡霊たちがクリスマスの晩餐を楽しんでいる様子は、何度見ても新しい発見があります。テーブルの上のケーキや、ツリーのオーナメント一つ一つまで、ジャックのこだわりが詰まっているのです。
ディズニーシーにはない魅力
この体験は、ディズニーシー アトラクションにはない、ランドならではのものです。シーには「タワー・オブ・テラー」という別のホラーアトラクションがありますが、あちらはスリル重視。こちらは物語とアートへの没入がメインです。「ホーンテッド マンション ディズニー どっちに行くべき?」と迷ったら、クリスマスの時期は間違いなくこちらのナイトメアバージョンをおすすめします。
2025年のホリデーナイトメアー体験メモ
実際に体験して感じた、CityNomix的おすすめポイントをまとめます。
1. 音楽の変化に耳を澄ませて
通常版の重厚なオルガン音楽「Grim Grinning Ghosts」が、この期間は「Jingle Bells」や映画の楽曲「Kidnap the Sandy Claws」などをアレンジした特別バージョンに変わっています。これがまた、妙にノリが良く、思わず体を揺らしたくなるほど。
2. ゼロの存在感
ジャックの愛犬、幽霊犬のゼロが至る所で飛び回っています。彼の鼻の赤い光が、まるでトナカイのルドルフのように暗闇を照らしているのが可愛らしい。彼を探すだけでも楽しめます。
3. 待ち時間の過ごし方
今日はクリスマス直前ということもあり、スタンバイ列は伸びていましたが、Qライン(待機列)の装飾も凝っているため、退屈しませんでした。アプリで待ち時間を確認しつつ、プライオリティパスなどが利用できる場合は積極的に活用することをおすすめします。
訪問前に知っておきたい実用情報
最後に、これから行く人のためのチェックポイントです。
開催期間と休止情報
「ホーンテッドマンション ホリデーナイトメア 2025 いつから」と気になっている方も多いでしょう。例年、9月中旬から翌年の1月上旬までの期間限定で開催されます。この期間が終わると、通常版に戻すための休止期間に入ります。
「ホーンテッド マンション ディズニー 休止」の情報は、公式サイトで必ず事前にチェックしてください。せっかく行ったのにやっていなかった、という悲劇(それこそ本当のホラーです)を避けるために。
予習は必要?
「ホーンテッド マンション とはそもそもどんな話?」という方や、映画を見ていない方でも十分楽しめます。しかし、「ホーンテッド マンション ディズニー 映画」や、ティム・バートンの『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を「ホーンテッド マンション ディズニープラス 見れない」なんてことのないようにチェックしてから行くと、感動は10倍になります。ジャックがなぜサンタになりたがったのか、その切なくも面白い動機を知っていると、屋敷の装飾一つ一つに愛おしさを感じるはずです。
まとめ:記録ではなく、記憶に残るクリスマスを
屋敷を出ると、外はまだ明るい日差しに包まれていました。しかし、私の心の中には、ジャックたちが繰り広げる奇妙なクリスマスの余韻が残っています。
ホーンテッドマンション・ホリデーナイトメアーは、単なるアトラクションの「衣替え」ではありません。それは、既存のカルチャー(お化け屋敷)と異質なカルチャー(クリスマス)を衝突させ、新しい価値を生み出す、まさにアートな体験です。
デジタルマーケティングの世界でも、意外な組み合わせがイノベーションを生むことがありますが、ディズニーはそれをエンターテインメントで見事に体現しています。
もしあなたが、今年の冬にディズニーランドを訪れるなら、ぜひこの屋敷のベルを鳴らしてください。そこには、怖くて楽しい、最高の悪夢が待っています。
次回は、パーク内のクリスマスのフードメニューについてレポートしようと思います。お楽しみに。



