ロンドンSOHOの奇跡!The Resident SOHO体験宿泊記 – 静寂と利便性が融合した超おすすめホテル

SOHOの喧騒に佇む静寂のオアシス、The Resident SOHOとの出会い

ロンドン。何度訪れても新しい発見がある、刺激的な都市だ。今回はWeb Summit 2024への参加が主な目的だったが、私の旅の哲学として「滞在する場所」には決して妥協しない。過去のロンドン滞在では、ノッティング・ヒルやホルボーンといった魅力的なエリアを選んだものの、日々の移動に少々骨が折れた記憶がある。レコードハンティング、ショッピング、アート巡り、そしてスポーツ観戦…ロンドンでやりたいことは無限にあるのだから。

だからこそ、今回のホテル選びのテーマは「究極の利便性」。ヒースロー空港からのアクセスが良いこと、これは絶対条件。そして、私のライフワークとも言えるレコード探しの聖地、Berwick StreetがあるSOHOを拠点にしたい。これらの条件を完璧に満たすのが、エリザベスラインが通り、かつエレベーターが完備されているトッテナム・コート・ロード駅だった。そう、前回の滞在で駅のエレベーターの有無に泣かされた経験が、ここで活きたわけだ。

そして運命的に出会ったのが、The Resident SOHO。まさに、私が求める全てを凝縮したようなホテルだった。この選択が、今回のロンドン滞在をどれほど豊かで快適なものにしてくれたか、これから詳しくお伝えしよう。これは、単なる宿泊レビューではない。ある旅人が見つけた、SOHOの隠れた宝石についてのThe Resident SOHO 宿泊記である。

今回のロンドン入りは、羽田空港からANAのファーストクラスという幸運なフライトで始まった(その特別な体験については、また別の記事で詳しくお伝えしたい)。そしてヒースロー空港到着後、エリザベスラインを使い、夕方16時頃、驚くほどスムーズにホテルへ。タクシーよりも経済的だったのは嬉しい誤算だ。SOHOの賑やかな通りから一本奥まったCarlisle Streetに佇むThe Resident SOHOは、夜には美しくライトアップされ、まるで秘密の隠れ家のような雰囲気を醸し出していた。チェックインは迅速で、スタッフの対応も温かい。リスボンからの帰路も同じホテルを予約していたため、その旨を伝えると笑顔で確認してくれた。期待に胸が高鳴る瞬間だ。

期待を超える空間 – The Resident SOHO スーペリアダブルルーム

今回予約したのは、スーペリアダブルルーム。ドアを開けた瞬間、思わず息をのんだ。ここがロンドンの、しかもSOHOのホテルなのかと疑うほどの広さ。おすすめする理由は、まずこのゆとりある空間だ。無駄のない洗練されたインテリアが、旅の疲れを優しく包み込んでくれる。窓の外の喧騒が嘘のように、室内は驚くほど静かだった。まさにSOHOにいることを忘れさせる静寂だ。

ロンドンSOHOのホテル「The Resident SOHO」の広々としたスーペリアダブルルームの室内写真。
ロンドンSOHOのホテル「The Resident SOHO」の広々としたスーペリアダブルルームの室内写真。

ベッドの寝心地も申し分ない。枕元には読書灯があり、柔らかな光が心地よい眠りを誘う。ベッド側からドア方向を見ても、その広さがよく分かるだろう。大型のスーツケースを広げても、まだ十分にスペースがある。これは、ロンドンのホテルでは稀有なことだ。

ロンドンSOHOのホテル「The Resident SOHO」スーペリアダブルルームのベッド側からドア方向を撮影した写真。
The Resident SOHOのスーペリアダブルルーム。ベッド側からドアを向いて撮影。室内の広さがわかります。

そして、特筆すべきはミニキッチンだ。コンパクトながら、電子レンジ、冷蔵庫、ネスプレッソマシン、そして食器類まで完備されている。外食が続くと恋しくなる温かい飲み物や、ちょっとした軽食を部屋で楽しめるのは非常にありがたい。クローゼットはもう少し奥行きがあっても良いかなとは感じたが、アイロンやアイロン台、セーフティボックスなど、必要なものはきちんと揃っていた。

ロンドンSOHOのホテル「The Resident SOHO」スーペリアダブルルームにあるクローゼットとミニキッチン、冷蔵庫。
The Resident SOHOのスーペリアダブルルームの便利な設備。クローゼット内にミニキッチンと冷蔵庫を完備。

バスルームもまた、広々として清潔そのもの。バスタブはないが、レインシャワー付きのシャワールームは使い勝手が良く、水圧も十分。洗面台も広くて、アメニティを置くスペースにも困らない。The Resident SOHOの細部へのこだわりが感じられる空間だ。

ロンドンSOHOのホテル「The Resident SOHO」スーペリアダブルルームの広くて清潔なバスルーム。洗面台、トイレ、シャワールーム。
The Resident SOHOのスーペリアダブルルームのバスルーム。洗面台、トイレ、シャワールームがあり、広くて清潔。

The Resident SOHOを拠点にSOHOを遊び尽くす

このホテルのおすすめポイントは、なんと言ってもその立地だ。SOHOの魅力を余すところなく堪能できる、まさに「超々好立地」なのである。

レコードラヴァー歓喜!伝説のショップへ数分

SOHOといえば、レコードショップの聖地。私が愛してやまないSister RayReckless Recordsは、ホテルから文字通り通りを一本挟んだだけ。Phonica Records、Sounds of the Universe、Third Man Records London、Rough Trade Vintageといった名店も全て徒歩圏内だ。毎日、ふらりと立ち寄っては新たな一枚との出会いに胸を躍らせた。

ファッション、コスメ、デパートも思いのまま

ショッピングもSOHOの大きな楽しみの一つ。手頃な価格が魅力のプライマークから、Stussy London、Supremeといったストリートブランド、END.やAimé Leon Doreのようなハイセンスなセレクトショップ、スニーカーヘッズ御用達のSize?まで、あらゆるニーズに応えてくれる。食料品ならオックスフォードストリートに出ればすぐにマークス&スペンサーがあるし、コスメならBootsがすぐ近くだ。洗練された品揃えのリバティ百貨店も、ぶらりと散策するのにちょうど良い距離にある。

カルチャーとアートに触れる散歩道

観光だって、このホテルならストレスフリーだ。世界三大博物館の一つ、大英博物館へも心地よい散歩コース。少し足を伸ばせば、ナショナル・ギャラリーの珠玉のコレクションに触れることができる。ファッションとアートが融合するドーバーストリートマーケットロンドンや、カラフルな建物が可愛らしいニールズヤードも徒歩圏内。ニールズヤードにあるMonmouth Coffeeのフラットホワイトは、散策の合間の楽しみにぜひおすすめしたい。

美食家を唸らせるSOHOグルメ

SOHOは食の宝庫でもある。本格フレンチならPierre Victoire Soho、雰囲気の良いガストロパブならディーン ストリート タウンハウス、そして行列必至の人気インド料理店Dishoom Carnaby。これらは私が実際に訪れて感動した場所だが、他にも無数の選択肢が広がっている。The Resident SOHOのコンシェルジュに尋ねれば、きっとあなたの好みにぴったりのレストランをおすすめしてくれるだろう。

パブ巡りもSOHOの醍醐味

そして、ロンドンといえばパブ!ホテルの玄関を出てすぐの場所には、地元の人で賑わう「Nellie Dean Soho」がある。昼間から営業しているので、気軽に一杯ひっかけることができる。

ロンドンSOHOにあるパブ「Nellie Dean Soho」の外観。テイクアウトも可能。
Nellie Dean Sohoの外観。The Resident SOHOの玄関出てすぐそこにパブあり。混んでたらお持ち帰りできます。

店内が混んでいても大丈夫。多くのパブではビールをテイクアウトして、店の外で立ち飲みするのもロンドンスタイルだ。私もWestway Pale Aleを片手に、SOHOの活気を感じながら至福のひとときを過ごした。これぞローカル体験だ。

ロンドンSOHOのパブ「Nellie Dean Soho」で昼から楽しむWestway Pale Ale。
Nellie Dean Sohoで昼から飲むWestway Pale。ロンドンのパブならではの美味しい一杯。

滞在して気づいた、ちょっとした落とし穴と教訓

完璧に見えるThe Resident SOHOでの滞在だが、一つだけ注意しておきたいことがある。それは、エリザベスラインの週末運休だ。出発日、Google Mapで経路検索してもエリザベスラインが出てこない。「まさか…」と思い調べてみると、見事に運休。これには思わず「週末休むんかい!」と日本語で大声でツッコミを入れてしまった。幸い、他のルートで空港へ向かうことができたが、これは盲点だった。東京メトロが運営に参画するという話もあるので、将来的には改善されるかもしれないが、週末に利用する際は事前に運行状況を確認することを強くおすすめする。私の失敗談が、誰かの役に立てば幸いだ。

一方で、ホテルの前までUberを問題なく呼ぶことができたのは、ロンドンの中心地においては非常に便利だった。

The Resident SOHO 宿泊料金 – 価値ある投資

さて、気になる宿泊料金についてもお伝えしておこう。今回の滞在は以下の通りだ。

ザ レジデント ソーホー (The Resident SOHO)
10 Carlisle Street, London, England, WID 3BR イギリス
チェックイン: 2024年11月8日
チェックアウト: 2024年11月11日
1室×3泊 スーペリアダブルルーム

お支払いの詳細:
| 項目 | 金額 |
|——————|———–|
| 11月8日(金) | ¥65,544 |
| 11月9日(土) | ¥74,349 |
| 11月10日(日) | ¥50,946 |
| 税およびサービス料 | ¥38,168 |
| 合計 | ¥229,007 |

決して安くはないかもしれない。しかし、この立地、広さ、静けさ、そして清潔さを考慮すれば、十分にその価値はあると断言できる。ロンドンでの時間を最大限に有効活用したいと考えるなら、これ以上の投資はないだろう。このThe Resident SOHO 宿泊記が、あなたのホテル選びの一助となれば嬉しい。

まとめ – なぜThe Resident SOHOが「超々おすすめ」なのか

SOHOの中心にありながら、驚くほどの静寂と快適な空間を提供するThe Resident SOHO。それは、まるで都会の喧騒の中に現れたオアシスのようだ。レコード、ファッション、アート、グルメ、パブ…SOHOが持つあらゆる魅力を、ストレスなく満喫するための完璧な拠点だ。空港からのアクセスも良く、部屋は清潔で広々。スタッフの対応も素晴らしい。

ロンドンでアクティブに動き回りたいけれど、ホテルでは静かにリラックスしたい。そんな欲張りな願いを叶えてくれるのが、このThe Resident SOHOだ。特に、SOHOでのカルチャー体験やショッピングを目的とする方、ヒースロー空港からエリザベスラインでスムーズに移動したい方には、心からおすすめしたい。次にロンドンを訪れる際も、私は迷わずここを選ぶだろう。この感動を、ぜひあなたも体験してみてほしい。

公式サイト:https://www.residenthotels.com/soho/

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