日本橋兜町、渋沢栄一邸跡地で発見!魅惑のパティスリー「Teal」体験記

日本橋兜町の奥深くに佇む、青い宝石「Teal」

こんにちは、CityNomixです。デジタルマーケティングの仕事の傍ら、国内外の街を歩き、その土地ならではのカルチャーを発掘しています。先日、日本橋のPatisserie easeでの素晴らしい体験の余韻がまだ心に残る中、新たな甘美なる冒険へと足を運びました。目的地は、日本橋兜町。かつて渋沢栄一の邸宅があったという歴史的な場所に、Teal 日本橋という名の、それはそれは美味しいアイスクリームとチョコレートの店があると聞きつけたのです。

兜町は、金融の街としての顔を持ちつつも、近年では個性的な飲食店やギャラリーが増え、新たなカルチャーの発信地としても注目されています。そんな街の一角に、目指す「Teal」はありました。その名の通り、鮮やかなティールブルーの外観は、曇り空の下でもひときわ目を引く存在感を放っていました。まるで街に埋め込まれた宝石のようです。

ティール色の外観の建物
鮮やかなティールカラーが特徴的な建物の外観。

イートインの誘惑と、最初の小さな試練

「Teal」はイートインスペースも併設しており、そこでしか味わえない特別なメニューがあると聞いていたので、今回もPatisserie easeの時のように、イートイン限定の味を堪能しようと心に決めていました。期待に胸を膨らませて扉を開けると…なんと、満席!ほんの少し到着が遅かったようです。「トホホ…」と思わず心の中で呟きましたが、これもまたリアルな体験の一部です。

しかし、店員さんによると、席は45分制とのこと。電話番号を伝えれば席が空き次第連絡をくれるという、ありがたいシステムでした。こういう細やかな配慮が、人気店の証なのでしょう。少し肩を落としたものの、気を取り直してショーケースに目をやると、そこには芸術品のようなケーキたちがずらりと並んでいました。これらはテイクアウトも可能とのこと。キラキラと輝くスイーツたちは、待つ時間さえも楽しくさせてくれます。

Teal店内のショーケースに並ぶケーキとシュークリーム
Tealのショーケース。美味しそうなケーキやシュークリームがずらり。

期待高まるメニュー選び:運命の出会いは「どーん」と「おすすめ」

待っている間、イートインメニューに目を通します。手書き風の温かみのあるメニューは、これから始まる美味しい時間を予感させます。
まず目に飛び込んできたのは、「チョコレートプリンにミルクアイスをどーん」。このネーミングセンス!「どーん」って…思わず笑みがこぼれます。アイスを食べに来たのですから、これは外せません。プリンも大好きですし、最高の組み合わせです。

木製テーブルに置かれたカフェの手書き風イートインメニュー
手書きの温もりが伝わるカフェのイートインメニュー。今日のランチは何にしよう?

もう一品は何にしようか。ショーケースのケーキも魅力的でしたが、やはりイートインならではの体験を求めたい。悩んでいると、店員さんが「ピスタチオジェラートとチェリーのクレープシュゼットはいかがですか?イートイン専用で、最近始まったばかりのメニューなんですよ」と声をかけてくれました。「おすすめなら、それに間違いはないでしょう!」と、もう一つの主役も決定。飲み物は、定番のカフェオレと、少し珍しい金木犀のハーブティーをセレクトしました。

兜町探索と、待ちわびた呼び出し

オーダーを済ませ、一度お店の外へ。周辺を少し散策してみることにしました。この兜町エリアは、歴史的建造物をリノベーションしたおしゃれなバーやレストランが点在していて、歩いているだけでも楽しい発見があります。特に「K5」というホテル併設のバーは、以前から気になっていた場所。いつか訪れてみたいものです。

そんな風に界隈の雰囲気を楽しんでいると、思ったよりも早く、30分も経たないうちに電話が鳴りました。きっと、先にいたお客さんがスムーズに席を立ってくれたのでしょう。感謝しつつ、逸る気持ちを抑えて「Teal」へと戻りました。

至福のスイーツタイム:五感を刺激する芸術品たち

案内された席に着くと、ほどなくしてドリンクが運ばれてきました。カフェオレは安定の美味しさ。そして、金木犀のハーブティーは、その芳醇な香りがふわりと広がり、これから始まる甘い体験への期待感を高めてくれます。秋の訪れを感じさせるような、優しい香りです。

木製テーブルに置かれた、金木犀が香る温かいカフェオレ
金木犀香る、秋色のカフェオレ。ほっと一息。

衝撃の「どーん」プリン、登場

そして、ついにやってきました。「チョコレートプリンにミルクアイスをどーん」。その名の通り、つややかなチョコレートプリンの上に、大きなミルクアイスクリームが豪快に乗っています。これは確かに「どーん」という表現がぴったり。見た目のインパクトもさることながら、一口食べると、濃厚なチョコレートプリンのビターな甘さと、ひんやりとしたミルクアイスの優しい甘さが口の中でとろけ合います。これは…美味しい!どちらも濃厚なのに、くどさは全くなく、スプーンが止まりません。

チョコレートプリンの上にミルクアイスクリームが乗っているデザートの写真。
濃厚チョコレートプリンに、ミルクアイスを大胆トッピング!

華麗なるクレープシュゼットとの出会い

プリンの余韻に浸っていると、間髪入れずに「ピスタチオジェラートとチェリーのクレープシュゼット」が運ばれてきました。温かいクレープはオレンジ風味のソースをたっぷりと吸い込み、その上には鮮やかなピスタチオグリーンのジェラートと、艶やかなチェリーが美しく盛り付けられています。まさに食べる芸術品です。

一口食べると、温かいクレープと冷たいジェラートの温度差、クレープのモチモチ感、ピスタチオの香ばしさ、チェリーの甘酸っぱさ、そしてオレンジソースの爽やかな香りが一体となって押し寄せます。想像を遥かに超える美味しさ!濃厚なチョコレートプリンの後だったこともあり、ベリー系の酸味が良いアクセントになって、こちらもペロリと平らげてしまいました。

ピスタチオジェラートとチェリーのクレープシュゼット、白い皿に盛り付け
鮮やかなピスタチオジェラートとチェリーが彩るクレープシュゼット。温かいクレープと冷たいジェラートの組み合わせが楽しめるデザートです。

Tealでの体験を振り返って:日本橋兜町で味わう、至高のスイーツ

待っている人もいるかもしれないと思い、食べ終えたらすぐにお店を出ることに。会計を済ませる頃には、意外にも席がいくつか空いていました。平日のこの時間帯(12時過ぎ)であれば、少し待つか、タイミングを見計らえば、比較的スムーズに入れるのかもしれません。ただ、開店直後を狙うのであれば、やはりオープン前に並ぶ覚悟が必要そうです。

Teal 日本橋は、ただ美味しいだけでなく、その空間、サービス、そして何よりもスイーツ一つひとつに込められた情熱を感じられる場所でした。渋沢栄一邸跡地という歴史的な背景を持つ日本橋兜町で、こんなにもモダンで洗練されたスイーツに出会えるとは。まさに、古き良きものと新しい感性が融合する、東京ならではの体験です。日本橋 アイスクリーム専門店としても、チョコレート専門店としても、そのクオリティの高さは間違いありません。Teal メニュー おすすめは、今回いただいた「どーんプリン」と「クレープシュゼット」で決まりですが、ショーケースのケーキも次回はぜひ試してみたいところです。

東京 おしゃれ カフェ巡りの一環として、あるいは特別な日のご褒美として、この「Teal」は自信を持っておすすめできます。CityNomixとしても、また新たな「お気に入り」リストに加わった一軒となりました。

公式サイト: https://teal-chocolate-and-icecream.com/

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