【シェラトンワイキキビーチリゾート宿泊記】オハナスイートで過ごす、ワイキキのすべてを享受する究極のホテルステイ

なぜ今、シェラトンワイキキビーチリゾートなのか? ワイキキの中心で得た新たな発見

ワイキキ。その名を口にするだけで、多くの人の心に太陽の光と青い海の情景が浮かぶことだろう。私、CityNomixにとっても、ハワイは幾度となく訪れた馴染み深い場所だ。これまでは定宿としてカライワイキキリゾート(旧トランプホテル)を愛用してきたが、今回は改修中との報せ。そこで白羽の矢が立ったのが、ワイキキの象徴ともいえるシェラトンワイキキビーチリゾートだった。

正直に言えば、これまでシェラトンに対しては「大きくて、いつも賑わっているホテル」という漠然としたイメージしか持っていなかった。しかし、デジタルマーケティングを生業とする性分か、リサーチを始めるとすぐに興味深い選択肢が目に飛び込んできた。それが「オハナスイート」の存在だ。そして、マリオットボンボイの会員であれば、その魅力はさらに増すという。

シェラトンワイキキ 家族旅行の新たな選択肢としての「オハナスイート」宿泊記

好奇心に駆られ、私はシェラトンワイキキビーチリゾートの予約センターへ直接電話をかけた。デジタルな時代にアナログな手法を取るのは、時に最も解像度の高い情報を得るための近道だと知っているからだ。電話口の向こうで丁寧に説明されたオハナスイートの広さ、設備、そして驚くべきはその価格。値上がりが続くワイキキのホテル事情を鑑みると、むしろこれは好機ではないか。こうして、私たちの新たなハワイの拠点は、あっさりとシェラトンワイキキに決まった。

シェラトンワイキキビーチリゾート「オハナスイート」で知る、本物のリゾート体験

チェックインを済ませ、案内されたのはタワーの角部屋。扉を開けた瞬間、ワイキキの喧騒が遠のき、静かで広大なプライベート空間が私たちを迎えてくれた。ここから、私たちのハワイ体験が新しい次元へとアップデートされることになる。

想像を超える「オハナスイート」の広さと完璧なレイアウト

まず驚かされたのは、その圧倒的なオハナスイートの広さだ。リビングエリアには大きなソファとダイニングテーブルがゆったりと配置され、家族全員が思い思いの場所で寛げる。

ホテルの客室にあるモダンなダイニングエリア。ガラスのテーブルと椅子、壁際にはソファベンチが設置され、壁には赤い花の絵が飾られている。
食事にも遊びにも大活躍したダイニングスペース

ここでテイクアウトした食事を広げたり、夜にはカードゲームに興じたりと、まさに”暮らす”ように滞在できる空間がそこにはあった。

広々としたホテルのリビングルーム。ソファ、テレビ、コーヒーテーブルが置かれ、奥にはバルコニーが見える。
ゆったりと寛げる広々としたリビングエリア。

メインベッドルームにはキングサイズのベッドが鎮座し、リビングと繋がる広大なラナイへと続いている。

キングサイズのベッドが置かれたホテルの寝室。奥にはスライド式のガラス扉があり、その向こうには海が見えるバルコニーが広がっている。
オーシャンビューのバルコニー付きメインベッドルーム

一方、セカンドベッドルームにはクイーンサイズのベッドが2台。こちらも専用のラナイを備え、プライバシーと開放感を両立させていた。

ダイヤモンドヘッドが見えるバルコニーが付いたホテルの客室。クイーンサイズのベッドが2台置かれている。
セカンドベッドルームにはクイーンサイズのベッドが2台あり、バルコニーからはダイヤモンドヘッドを望めます。

この完璧なゾーニングは、グループやシェラトンワイキキでの家族旅行において、この上ない快適さをもたらしてくれるに違いない。 

長期滞在の強い味方、「シェラトンワイキキ」の電子レンジと快適な水回り

旅先での食の選択肢は、滞在の質を大きく左右する。このスイートには、シェラトンワイキキでは貴重な電子レンジが完備されていた。ロイヤル・ハワイアン・センターのフードコートで少し買いすぎたプレートランチも、部屋に持ち帰って温め直せる。この小さな配慮が、旅の自由度を格段に上げてくれるのだ。

さらに、水回りの充実は特筆すべき点だろう。洗面台はダブルシンクで、朝の支度で混雑することもない。

モダンなホテルのバスルーム。木目調のキャビネットと白いカウンタートップの洗面台には、2つのシンクと縦長の照明付き鏡が備わっている。
洗面台は2個口あるので忙しい朝も困らない。

そして、日本の旅行者にとっては何より嬉しいシェラトンワイキキのウォシュレット付きトイレ。

ベージュの壁で囲まれた、清潔で広々としたホテルのトイレ。壁掛け式の便器とウォシュレットが設置されている。
広々とした独立トイレ。ウォシュレット完備で快適。

バスルームはシャワーブースとバスタブが完全に独立したタイプで、毎日ゆっくりとお湯に浸かり、一日の疲れを癒すことができた。

明るいベージュのタイルで覆われたホテルのバスルーム。奥にバスタブがあり、手前にはすりガラスのドアとシャワーエリアが見える。天井にはレインシャワーが設置されている。
洗い場付きの広々としたバスルームで、旅の疲れを癒やす

この快適さは、単なる宿泊を超えた、真のリラクゼーションを提供してくれた。

広々としたホテルのバスルーム。左手前にすりガラスのドア、奥にシャワーブース、右手に洗面台が設置されている。
モダンで広々としたバスルーム

マリオットボンボイ会員ならハワイでの選択肢はさらに広がる

今回の滞在は、マリオットボンボイのプログラムを通じて予約した。ポイント利用や会員特典を組み合わせることで、これだけの広さと設備を誇るスイートを、驚くほど合理的な価格で利用することができた。ハワイ旅行を計画しているマリオットボンボイ会員にとって、シェラトンワイキキビーチリゾートのオハナスイートは、検討リストの筆頭に加えるべき隠れた逸材だと言えるだろう。

ワイキキを遊び尽くすための拠点、シェラトンワイキキビーチリゾートの圧倒的利便性

オハナスイートの魅力は部屋の中だけにとどまらない。一歩外に出れば、そこはワイキキの心臓部。この立地の良さこそが、滞在の価値を何倍にも高めてくれるのだ。

ビーチもプールも、ショッピングも。すべてが徒歩圏内という贅沢

ホテルのプールから直接ワイキキビーチへアクセスできるのはもちろん、フロントを出ればわずか1分でロイヤル・ハワイアン・センターだ。Stussyホノルル限定Tシャツを狙って朝早くから並ぶのも苦にならないし、夜9時過ぎにふらりと立ち寄ることもできる。センター内のABCストアは、水やビールの調達に欠かせない存在だった。

さらに足を延せば、インターナショナルマーケットプレイスもすぐそこ。人気の「リリハ・ベーカリー」やスーパーマーケット「ターゲット」も徒歩圏内。この圧倒的な利便性は、貴重なハワイでの時間を最大限に有効活用させてくれる。

部屋のラナイから望む、ハワイのすべてを凝縮した絶景

このスイートでのハイライトは、間違いなく2つの広大なラナイから望む景色だった。

ラナイのバルコニーから望む、青い空とターコイズブルーの海。海には数隻のボートが浮かんでいる。
とにかく気持ちのいいラナイからの眺め。

東側のラナイからは、朝陽に染まるダイヤモンドヘッドの荘厳な姿。

高層階から見た早朝のワイキキビーチとダイヤモンドヘッド。穏やかな海と海岸線に並ぶホテル群、そして朝日を浴びてピンク色に染まる雲が空に浮かんでいる。
朝のダイヤモンドヘッドもキレイです。

そして、眼下には名門ハレクラニが静かに佇んでいる。

ホテルのラナイから見た早朝のワイキキの海岸線。青い海、ハレクラニホテル、そして遠くの山々が穏やかな空の下に広がっている。
ラナイから眺めるハレクラニと朝のワイキキビーチ。

西側のラナイは、サンセットのための特等席だ。太陽が水平線へと沈んでいく光景は、言葉を失うほどの美しさ。

シェラトン・ワイキキのホテルのラナイから見た、海に沈む夕日。オレンジ色の夕日が海を照らし、遠くに海岸線と山々が見える。
シェラトンのラナイから眺める、ワイキキの美しいサンセット。

空と海がオレンジ色に溶け合っていくグラデーションを眺めながら過ごす時間は、まさに至福のチルタイムだった。

ホテルのバルコニーから見下ろす、晴れた日のワイキキの海と海岸線。
もうずっとここに居られる

そして金曜の夜。多くの観光客がビーチに集まるヒルトンの花火を、私たちはラナイから独り占めした。

海辺の街の夜景を背景に、夜空に打ち上がる赤と黄色の華やかな花火。
ホテルの部屋から眺める、毎週金曜恒例のヒルトンの花火。まさに特等席です。

人混みを避け、プライベートな空間で夜空を彩る大輪の花を眺める。これ以上の贅沢があるだろうか。

夜空に打ち上げられた大きな金色の花火と、光り輝く海辺の街並み。
ゆっくりくつろぎながら花火を見られるのはすごくいいです。

朝、昼、夕、そして夜。このラナイは、時間ごとに表情を変えるハワイのすべてを見せてくれた。

シェラトンの高層階から見た、朝焼けのグラデーションが美しい空と穏やかなワイキキの海。水平線に雲が浮かび、遠くに船が見える。
部屋の窓から広がる、朝の静かな海

シェラトンワイキキは「最悪」?唯一気になった正直なレビュー

ここまで絶賛してきたが、CityNomixとして誠実な情報提供を信条とするからには、一点だけ気になった点を伝えなければならない。それは、建物の「傾斜」だ。私が宿泊したタワーの角部屋へ続く廊下、そして部屋の中でも、わずかながら床が水平でないことを感じた。特にラナイでは、手すり側に向かって少し下がっている感覚があり、高所が苦手な人は少し不安に思うかもしれない。これが「シェラトンワイキキ 最悪」という検索の答えにはならないが、知っておくべき事実ではあるだろう。ただ、この点を除けば、滞在は完璧だったと断言できる。

知っておくと便利なシェラトンワイキキビーチリゾートの基本情報

最後に、これから訪れる方のために基本情報を整理しておこう。

シェラトンワイキキビーチリゾートの住所と郵便番号

シェラトンワイキキビーチリゾートの住所は以下の通りだ。

日本語: 〒96815 ハワイ州ホノルル、カラカウア通り2255番

シェラトンワイキキビーチリゾート 住所 英語: 2255 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815

シェラトンワイキキビーチリゾート 郵便番号は「96815」だ。

Google Map:

シェラトンワイキキビーチリゾートへの電話番号と公式ホームページ

予約や問い合わせの際のシェラトンワイキキビーチリゾート 電話番号は +1 808-922-4422。詳細な情報は、シェラトンワイキキ公式ホームページで確認することをお勧めする。

公式サイト: https://www.sheratonwaikikibeachresort.jp/

ホテル内で見つける便利なショップたち

ホテル内にはローソン、クッキーコーナー、ホノルルコーヒー、そしてバスキン・ロビンス(サーティワン)があり、非常に便利だ。特にクッキーコーナーは、お土産選びの時間を大幅に短縮してくれるだろう。

まとめ:私たちのハワイ体験を更新したシェラトンワイキキビーチリゾート

予期せぬきっかけから始まった、シェラトンワイキキビーチリゾートでの滞在。それは、私たちのハワイに対する価値観を鮮やかに塗り替える体験となった。オハナスイートというプライベートなサンクチュアリがもたらす広さと快適さ。ワイキキのすべてを手の内に収めるような圧倒的な利便性。そして、部屋のラナイから望む、忘れがたい絶景の数々。

ホテルの高層階から見た夕暮れ時のワイキキ。手前に別のホテルの建物があり、奥にはダイヤモンドヘッドと海が広がっている。
ホテルの部屋から望む、夕暮れ時のダイヤモンドヘッド

いくつかの小さな発見と、正直な気づきを含めて、今回の滞在はまさにPhotomoがテーマとする「記録ではなく体験を、日常ではなく感覚を伝える」旅そのものだった。もしあなたが、次のハワイでこれまでの体験を一つ上のステージへ引き上げたいと願うなら、このホテルのスイートルームの扉を叩いてみる価値は十分にある。

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