【四谷】PAULのパン食べ放題ランチは都会のオアシス。本場フランスの味を心ゆくまで堪能する一日

四谷アトレで出会う、フランスの風。魅惑のPAULパン食べ放題へ

東京、四谷。皇居の西に位置し、歴史と現代が交差するこの街は、いつもどこか落ち着いた空気をまとっています。普段はデジタルマーケティングの世界で数字とロジックを追いかける私、CityNomixですが、週末や仕事の合間にはこうして街に繰り出し、自らの足で新たなカルチャーの断片を探すのが常です。

本日の目的地は、JR四谷駅に直結するアトレ四谷。その一角に、まるでパリの街角を切り取ったかのような佇まいを見せるブーランジェリーがあります。1889年に北フランスで創業した老舗、「PAUL」です。

四谷アトレ内にあるベーカリー「PAUL」の店舗外観。黒いオーニングと大きな窓が特徴的なヨーロピアンスタイルの店構え。
四谷駅直結のアトレにあるブーランジェリーPAUL。本場フランスの味が気軽に楽しめる。

黒を基調としたシックなオーニングと、大きなガラス窓。その向こうには、黄金色に輝くパンたちがずらりと並び、道行く人々の足を止めさせます。PAULのパンは、東京駅や羽田空港など、都内の様々な場所で購入できます。私自身、手土産にカヌレを買ったり、自分へのご褒美にクロワッサン・アマンドを頬張ったりと、その味には馴染みがありました。

黒い外観が特徴的なベーカリー「PAUL」の店舗の正面。ショーウィンドウには美味しそうなパンやペストリーがずらりと並んでいる。
老舗ベーカリーPAULのカフェへ。ショーウィンドウに並ぶパンに心が躍ります。

しかし、今日の目的は「買う」ことではありません。「体験する」ことです。PAULの一部店舗にはカフェが併設されており、そこではランチと共に、あの美味しいパンがおかわり自由で楽しめるというのです。これこそが、本日のミッション。長年気になっていた、PAUL パン 食べ放題のランチを味わいに来たのです。

カフェへの誘いと、心地よい待ち時間

時刻は平日の13時過ぎ。ランチのピークは少し過ぎた頃合いでしょうか。店の入口でメニューを眺めていると、期待に胸が膨らみます。受付はEparkシステムを導入しており、発券して待つスタイル。外出も可能ですが、呼び出し時に不在だと次に回されてしまうため、店先で待つことに。幸い、さほど待たずに席へと案内されました。

ベーカリーPaulのショーケースに並べられたカヌレやクロワッサンなどのペストリー。
Paulのパン売り場。いつもはここでカヌレを買います。

「店内のお席でよろしいですか?」というスタッフの問いに頷き、案内された席へ。今日の東京は夏日で、テラス席も魅力的でしたが、まずは落ち着いた店内でゆっくりと過ごすことにします。渡されたメニューブックをめくると、外のメニューにはなかったサーモンのパン粉焼きや、夏らしいカラフルなドリンクも。心が揺らぎますが、今日の決意は揺るぎません。

期待を超えるランチ体験。PAULのパン食べ放題と絶品メニュー

入店前から心に決めていたメニューは二つ。玉ねぎの甘みとチーズのコクが凝縮された「オニオンスープパン」と、サクサクの生地が魅力の「キッシュプレート」です。どちらのランチセットにも、お目当てのPAUL パン 食べ放題が付いてきます。パン好きにとって、これ以上の響きはないでしょう。

飲み物は、暑い日差しにぴったりのアイスティーを。レモンを添えてもらい、さらにパンのお供としてオリーブオイルとバターも追加でお願いしました。万全の態勢です。

木製のテーブルの上に置かれた、レモンスライスが添えられたアイスティーのグラス。
夏の日差しにぴったりの、すっきりとしたアイスティー。レモンを添えて爽やかに。

至福のパンタイム、おかわり自由の喜び

注文後、ほどなくして運ばれてきたのは、小さなバスケットに盛られた3種類のパンと、アイスティー。そして、黄金色のオリーブオイルと純白のバター。これぞ、始まりの合図です。

木製のテーブルに置かれた籠に、数種類のパンが入っている。
ランチセットのおかわり自由のパン

温められたパンを一つ手に取ると、小麦の香ばしい香りがふわりと立ち上ります。まずはシンプルにそのまま一口。外はカリッと、中はもっちり。長時間発酵がもたらす深い味わいが、口の中に広がります。次にオリーブオイル、そしてバターと、味を変えながら堪能。パンを食べる手が止まりません。

木製のカッティングボードに並べられたパン、オリーブ、バター。
お好みでオリーブとバターを添えて。

一つ、また一つとパンを味わっていると、メインディッシュが運ばれてきました。タイミングも絶妙です。そして、ここで嬉しい発見が。おかわりをお願いすると、先ほどとは違う種類のパンが運ばれてくるのです。これは嬉しいサプライズ。次はどんなパンに出会えるのか、期待が膨らみます。

木製のテーブルの上にある白い皿に、数種類のパンが盛られている様子。おかわりしたパン。
パンのおかわり、いただきました。

二つのメインディッシュ、それぞれの魅力

まずは「オニオンスープパン」。これは、いわゆるスープ皿に入ったものではなく、パン自体がスープをたっぷりと吸い込んだ、まさに「食べるスープ」です。ナイフを入れると、表面を覆うグリュイエールチーズがとろり。キャラメリゼされた玉ねぎの甘みと、パンに染み込んだブイヨンの旨味、そしてチーズの塩気とコクが三位一体となって押し寄せます。想像を遥かに超える、完成された一皿です。

白いお皿の上に置かれた、チーズと玉ねぎが乗ってこんがりと焼かれたオニオンスープパン。
熱々とろーり、チーズが香ばしいオニオンスープパン。

そして、もう一方の「キッシュプレート」。こんがりと焼き上げられたキッシュは、見た目も美しい。フォークを入れると、サクッとしたパイ生地の感触が伝わってきます。中には、卵と生クリームのアパレイユがたっぷりと。ハムとほうれん草の旨味が溶け込んだ、クラシックながらも非の打ちどころがない味わいです。添えられたフレッシュなサラダとポテトも、良い箸休めになります。

木製のテーブルに置かれた白いお皿。上にはこんがりと焼き色のついたキッシュと、ミニトマトや葉物野菜のサラダが盛り付けられている。
もう一つのランチセットは、具沢山のキッシュプレート。

CityNomixが厳選!PAULで外せない追加情報とパン食べ放題の魅力

さて、絶品ランチを堪能したところで、デジタルマーケターとしての視点も交え、読者の皆さんがPAULをさらに楽しむための実践的な情報をお届けしましょう。PAULのパン食べ放題を体験したい、そう思ったあなたの疑問に、先回りしてお答えします。

PAUL パン食べ放題 店舗はどこにある?

PAUL パン 食べ放題(ランチのパンおかわり自由サービス)は、全ての店舗で実施されているわけではありません。カフェ・レストランが併設されている店舗が対象です。2025年現在、代表的な店舗は以下の通りです。
・アトレ四谷店
・神楽坂店
・NEWoMan新宿店
・京王百貨店新宿店
・東武百貨店池袋店
・横浜ベイクォーター店
訪問前には、公式サイトやお電話で最新の情報を確認することをおすすめします。

PAUL モーニングビュッフェ 予約の裏ワザ

一部店舗では、ランチだけでなくモーニングでもパンのビュッフェを提供しています。特に「PAUL 神楽坂店」のモーニングビュッフェは大変人気があります。予約は必須と考えた方が良いでしょう。公式サイトからのオンライン予約や、電話での予約が可能です。週末は特に混み合うため、早めの予約が「裏ワザ」というよりは「必須スキル」と言えるかもしれません。

初心者必見!PAUL パン 食べ放題 予約方法

ランチのパン食べ放題に関しては、多くの店舗で予約を受け付けています。特に週末や複数名で訪れる場合は、予約が賢明です。予約方法は主に2つ。
1. **電話予約:** 各店舗に直接電話するのが最も確実です。
2. **オンライン予約:** グルメサイトなどを経由して予約できる店舗もあります。
私が訪れた四谷店のように、予約なしでもEparkシステムで待つことも可能ですが、時間を有効活用したい方は事前予約をおすすめします。

ポール パン メニュー 値段を徹底解説

PAULのパンは、その品質に対して非常にリーズナブル。テイクアウトのパンは、クロワッсанが300円台から、バゲットは400円台からと、本場の味を気軽に楽しめます。カフェメニューの値段は、ランチセットが1,500円~2,500円程度。これにパンのおかわり自由が付いてくるのですから、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。デザートやドリンクも500円台から楽しめます。

絶対食べたい!PAUL パン 人気 ランキング

どのパンも美味しいPAULですが、特に人気の高いパンをいくつかご紹介します。初めて訪れる方は、まずはこちらから試してみてはいかがでしょうか。
1. **クロワッサン:** 不動の人気No.1。発酵バターの豊かな香りと、外はサクサク、中はしっとりの食感がたまりません。
2. **カヌレ:** 外はカリッと香ばしく、中はもっちりとした食感。ラム酒とバニラの香りが上品です。
3. **パン・ド・カンパーニュ:** ライ麦を配合した、素朴で滋味深い味わいの食事パン。どんな料理にも合います。
4. **クロワッサン・アマンド:** クロワッサンにアーモンドクリームを挟んで焼き上げた、甘党にはたまらない一品。
5. **クイニーアマン:** バターと砂糖を折り込んで焼き上げた、表面のカリカリ感が魅力のブルターニュ地方の伝統菓子。

新宿 PAUL 食べ放題は特別?その特徴とは

新宿には「NEWoMan新宿店」と「京王百貨店新宿店」の2店舗にカフェが併設されています。特にNEWoMan新宿店は、駅直結という利便性の高さと洗練された雰囲気で人気です。基本的なランチセットの内容(メイン+パン食べ放題)は他店と共通ですが、店舗限定のメニューが登場することもあります。新宿という場所柄、平日でも混雑することが多いため、予約をしてから訪れるのがスマートです。

ランチの余韻、そして至福のデザートタイムへ

さて、お腹はパンとランチで満たされています。しかし、ここで帰らないのがCityNomixの流儀。ショーケースで一際輝いていた、あのデザートたちを素通りすることはできません。

注文したのは、「ミルフィーユ」と「エクレール・カフェ」。運ばれてきたミルフィーユは、粉糖をまとった美しい層を成しています。これが、本日の主要画像にも選んだ一品です。

白い皿の上に置かれた、粉砂糖が振りかけられたミルフィーユ。フォークが添えられている。
サクサクのパイ生地と濃厚カスタードが織りなす、至福の層。

ナイフをそっと縦に入れると、「サクサクッ」という小気味良い音が。キャラメリゼされたパイ生地は、見た目以上にしっかりとしていながらも、ナイフで綺麗に切ることができます。口に運ぶと、香ばしいパイの風味と、バニラビーンズが香る濃厚で滑らかなカスタードクリームが見事に調和。甘すぎず、上品な味わいです。これは、PAULのクロワッサン生地のポテンシャルを再認識させられる逸品でした。

カフェのテーブルに置かれた白い皿に乗った2つのチョコレートエクレア。1つは半分に切られ、中のクリームが見えている。
Éclair Caféの絶品チョコレートエクレア

そして、「エクレール・カフェ」。艶やかなフォンダンがかけられたシュー生地の中には、コーヒークリームがぎっしり。見た目を裏切らない、いや、想像を少しだけ上回る、シンプルでストレートな美味しさです。毎日でも食べたい。そう思わせる魅力がありました。

まとめ:心を満たすPAULのパン食べ放題。また訪れたい都会の止まり木

気がつけば、テーブルの上は空になったお皿ばかり。美味しいパンを心ゆくまで味わい、絶品のランチとデザートに舌鼓を打つ。PAUL パン 食べ放題の体験は、単なる「食べ放題」という言葉では片付けられない、豊かで満たされた時間でした。

少し食べ過ぎてしまったかもしれませんが、それもまた幸せな記憶。この満足感があるからこそ、「また来よう」と思えるのです。次に訪れる時は、どんなパンに出会えるだろう。そんな楽しみを胸に、私は再び四谷の街へと歩き出しました。PAULは、忙しい日常の中でふと立ち寄りたくなる、信頼できる都会の止まり木のような場所です。

PAUL アトレ四谷店

公式サイト: https://www.pauljapan.com/

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