【体験ブログ】モアナサーフライダーのアフタヌーンティーは時を超える。ザ・ベランダで過ごす、ハワイで最も優雅な午後

ワイキキの喧騒を抜けて。時代を超えるエレガンスへの誘い

カラカウア通りは、今日も世界中からの旅行者で賑わっている。陽気な喧騒、陽射しの強さ、そしてどこからともなく聞こえるウクレレの音色。これぞハワイ、多くの人が思い描くワイキキの姿だ。しかし、そのメインストリートに凛として佇む白亜の宮殿、モアナサーフライダー ウェスティン リゾート&スパに一歩足を踏み入れると、空気は一変する。まるで、時間の流れが少しだけ緩やかになるような、不思議な感覚。ここは「ワイキキのファーストレディ」と称される、ハワイ最古のホテル。その歴史と気品が、訪れる者を優しく包み込む。

こんにちは、PhotomoのCityNomixです。デジタルマーケティングの喧騒の中で日々を過ごしながら、週末や休暇にはカメラを片手に国内外の街を歩き、その土地ならではのカルチャーを掬い上げています。今回は、そんな私が長年憧れていた場所、モアナサーフライダーの中庭に広がるレストラン「ザ・ベランダ」でのアフタヌーンティー体験を、Photomoならではの視点でお届けします。

なぜ、数多あるハワイのレストランの中から、この場所を選んだのか。それは、単に美味しいスイーツや紅茶を求めていたからではありません。私が探していたのは、この場所でしか感じられない「感覚」であり、忘れられない「体験」。円安と物価高が旅人の財布を直撃する今だからこそ、本当に価値のある時間の使い方とは何か。そんな問いへの答えを探す旅でもありました。このモアナサーフライダー アフタヌーンティー ブログが、あなたの次のハワイ旅行を、より深く、豊かなものにする一助となれば幸いです。

究極の体験へ:モアナサーフライダー アフタヌーンティー ブログで綴る予約から訪問まで

ザ・ベランダでのアフタヌーンティーは、ハワイを訪れる多くの人々にとって特別なイベントです。そのため、事前の準備がその体験をよりスムーズで豊かなものにしてくれます。ここでは、私が実際に体験した予約のプロセスから、当日の服装のポイントまで、実践的な情報をお伝えします。

ザ・ベランダの予約方法とおすすめの時間帯

まず、予約は必須と考えた方が良いでしょう。特に、ワイキキビーチを間近に望むテラス席は人気が高く、ウォークインで希望の席を確保するのは難しいかもしれません。予約は公式サイトから簡単に行うことができます。英語のサイトですが、操作は直感的で難しくありません。名前、人数、希望日時を入力するだけです。特別なリクエスト(誕生日や記念日など)があれば、その旨を伝える欄も用意されています。

私がおすすめしたい時間帯は、午後2時から3時頃。ハワイの強い日差しが少し和らぎ始め、中庭のバニヤンツリーの木漏れ日が最も美しく感じられる時間帯です。遅めのランチとして、あるいは早めのディナー前の優雅なひとときとして、ゆったりとした時間を過ごすのに最適です。

公式サイト: The Veranda at Moana Surfrider

ドレスコードは?気になる服装について

モアナサーフライダーという格式あるホテルですから、服装に迷う方もいるかもしれません。結論から言うと、厳格なドレスコードはありません。「リゾートカジュアル」が基本となります。男性なら襟付きのシャツにパンツ、女性ならワンピースやブラウスにスカートといった服装で十分です。

ただし、ここは「ワイキキのファーストレディ」。Tシャツ、短パン、ビーチサンダルといったラフすぎる格好は、せっかくの場の雰囲気を少し損なってしまうかもしれません。CityNomixとしては、少しだけお洒落をしていくことを強くおすすめします。それはルールだからではなく、その方が自分自身の気分も高まり、この特別な空間を心から楽しむことができるからです。美しい空間に身を置くことは、それ自体が体験の一部なのです。

五感で味わうザ・ベランダの魔法:空間、メニュー、そしてアロハの心

予約した時間にザ・ベランダへ向かうと、スタッフが温かい笑顔で迎えてくれます。案内された席に着いた瞬間から、特別な体験は始まります。目の前に広がる景色、耳に届く音、そして鼻をくすぐる香り。そのすべてが完璧に調和し、日常から解き放たれた感覚に陥ります。

光と風が織りなす空間の口コミ:バニヤンツリーの木陰で

ザ・ベランダの最大の魅力は、そのロケーションにあります。目の前には世界的に有名なワイキキビーチが広がり、寄せては返す波の音が心地よいBGMとなります。

しかし、この場所を唯一無二の存在にしているのは、中庭に雄大にそびえ立つバニヤンツリーです。樹齢100年を超えるこの大樹が、ハワイの強い日差しを和らげ、涼やかで優しい木漏れ日をテラスに落とします。ビーチ沿いの席はもちろん素晴らしいですが、少し奥まった席でも、このバニヤンツリーの恩恵を十分に感じることができます。むしろ、少し引いた場所からビーチの賑わいと中庭の静けさの両方を感じるのが、CityNomix的にはおすすめです。

モアナサーフライダーの中庭のテラス席からの眺め。大きなバニヤンツリーの下にパラソルとテーブルが並び、人々がくつろいでいる。奥には白いホテルと青い海が見える。
モアナサーフライダーの中庭に流れる、特別な時間。

波の音、遠くに聞こえる人々の楽しそうな声、頬をなでる貿易風、そして時折聞こえるライブミュージック。これらすべてが混ざり合い、完璧なハーモニーを奏でています。これは単なるレストランの口コミではなく、空間がもたらす感動の記録です。この場所に身を置くだけで、心が満たされていくのを感じるはずです。

レストランのテラス席から見える大きなバニヤンツリー。その向こうにはビーチパラソルが並び、青い海が広がっている。手前のテーブルでは人々が食事を楽しんでいる。
テラスに差し込む木漏れ日が、特別な時間を作り出す。

伝統と革新が融合したメニューの魅力

席に着くと、まずは紅茶のセレクションから始まります。美しい木箱に入れられた4種類のオーガニックティー。スタッフが一つ一つの香りを丁寧に説明してくれます。

レースのテーブルクロスの上に置かれた、4種類の紅茶が入った木箱。蓋の内側には「First Lady of Waikiki」と刻まれている。
4種類の紅茶からお好みのものを選べます。事前に香りを確認できるのが嬉しいポイントです。

「スイートピーチ」「マンゴーパイナップル」「ハワイアンココナッツ」「パッションオレンジグアバ」。南国らしいフレーバーの中から、その日の気分で一つを選ぶ。この優雅な選択の時間こそ、アフタヌーンティーの醍醐味です。

白いレースのテーブルクロスの上に置かれた、蓋が開いた木製のティーボックス。中には「スイートピーチ」「マンゴーパイナップル」「ハワイアンココナッツ」「パッションオレンジグアバ」の4種類のハワイアンティーの缶が並んでいる。奥にはティーカップも見える。
南国フルーツの香りに癒される、優雅なティーセレクション

そして、しばらくすると運ばれてくるのが、クラシックな3段のティースタンド。その美しい佇まいに、思わず心が躍ります。

白いテーブルクロスの上に置かれた3段のアフタヌーンティースタンド。上段にはケーキとマカロン、中段にはスコーン、下段にはロールケーキが盛り付けられている。
運ばれてきたアフタヌーンティーセット。

下段には、彩り豊かなセイボリー(塩気のある軽食)。きゅうりとディルのサンドイッチ、スモークサーモン、ミニクロワッサンのサンドなど、どれも繊細で上品な味わいです。特に、甘いスイーツの合間にいただくセイボリーは格別です。

白いテーブルクロスの上に置かれた花柄の皿に、数種類のフィンガーサンドイッチ、ミニクロワッサンサンド、小さなタルトが盛り付けられているアフタヌーンティーのセイボリー。
アフタヌーンティーのセイボリー。彩り豊かで、サンドイッチもとても美味しそう。

中段には、焼きたての温かいスコーン。プレーンとレーズンの2種類があり、添えられたクロテッドクリームとリリコイ(パッションフルーツ)カードが絶品です。ハワイらしさを感じるこのリリコイカードが、伝統的な英国式アフタヌーンティーにトロピカルな息吹を加えています。

上段には、パティシエの創造性が光る美しいスイーツたち。マンゴームースケーキ、チョコレートマカロン、ミニチュアのタルトなど、見た目も味も楽しませてくれます。甘すぎず、一つ一つが丁寧に作られているのが伝わってきます。

値段以上の価値と、自由な楽しみ方

ザ・ベランダのアフタヌーンティーの値段は、決して安くはありません。しかし、このロケーション、サービスの質、そして料理のレベルを考えれば、その価値は十分にあると断言できます。特に、昨今のハワイの物価高を考えると、質の高い体験が約束されているこの場所は、むしろコストパフォーマンスが高いとさえ言えるかもしれません。

そして、私が特に気に入ったのは、その懐の深さ。アフタヌーンティーといえば紅茶ですが、ここではハワイのクラフトビールを合わせることもできます。木漏れ日の下、ワイキキビーチを眺めながら飲む冷えたロングボードビールは、まさに至福の一言。伝統を重んじながらも、リゾートらしい自由な楽しみ方を許容してくれる。そんなアロハスピリットが、この場所をさらに魅力的にしています。

レストランのテラス席のテーブルに置かれた、水滴のついた冷たいビールのグラス。背景には明るい日差しの下の景色が広がっている。
ベランダのテラスで飲むロングボードビールは最高です。

なぜ今、この体験が心に響くのか。CityNomixが綴るモアナサーフライダー アフタヌーンティー ブログの核心

Photomoのテーマは「歩いて、撮って、書く」こと。そして、単なる記録ではなく、そこで感じた「感覚」を伝えることです。ザ・ベランダでの体験は、まさにこのテーマを体現するものでした。

円安や物価高という現実の中で、私たちは旅において「選択」を迫られます。限られた予算と時間の中で、何に価値を見出すのか。そんな時代だからこそ、ただ消費するだけの観光ではなく、心に深く刻まれるような「体験」の価値が際立ってきます。

ザ・ベランダでの午後は、単にお茶を飲んでスイーツを食べるだけの時間ではありません。それは、100年以上の歴史が刻まれた空間に身を置き、ハワイの自然と文化が織りなすハーモニーに五感を委ね、自分自身と向き合う時間です。バニヤンツリーの木陰で過ごす数時間は、デジタルデバイスから離れ、時の流れを肌で感じる貴重な機会を与えてくれます。これこそが、私が求めていた真の贅沢であり、Photomoで伝えたかった「感覚」なのです。

まとめ:心に刻むべき体験がここにある【モアナサーフライダー アフタヌーンティー ブログ】

ワイキキの中心にありながら、そこだけは時間が穏やかに流れる場所、ザ・ベランダ。歴史あるホテルの気品、雄大なバニヤンツリーが作る木陰、目の前に広がるワイキキビーチの絶景、そして心のこもったおもてなしと美味しいメニュー。これらすべてが融合したモアナサーフライダーのアフタヌーンティーは、私がこれまで世界中で体験した中でも、最も心に残るものの一つとなりました。

この記事を読んでくださったあなたがハワイを訪れる機会があれば、ぜひザ・ベランダでの時間を旅のプランに加えてみてください。それはきっと、単なる食事ではなく、あなたの旅を象徴する忘れられない思い出になるはずです。これぞ、私からのおすすめです。ワイキキの喧騒の中で、本物の安らぎと感動を見つけることができるでしょう。

 

基本情報

場所: ザ・ベランダ (The Veranda)
住所: モアナサーフライダー ウェスティン リゾート&スパ内 2365 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
時間: アフタヌーンティーは毎日 12:00 PM – 2:30 PM
予約: 公式サイトまたは電話での事前予約を推奨
公式サイト: https://www.verandawaikiki.com/

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