Photomoを運営するCityNomixです。「歩いて、撮って、書く」をテーマに、今回はサッカー日本代表 三笘薫 選手を見るため、イギリス南部の港町ブライトンにある アメックススタジアム へと足を運びました。普段はデジタルマーケティングの仕事をしている私ですが、旅先で出会うカルチャーを記録し発信することもライフワークの一つ。今回の旅の目的は、リスボンでのWeb Summit参加でしたが、日程を確認すると プレミアリーグ の試合が開催されることがわかり、これは千載一遇のチャンス!迷うことなくロンドンからブライトンへの日帰り旅を計画しました。


ロンドンの喧騒を離れ、電車に揺られること約1時間30分。ブライトン駅に降り立つと、まず耳に飛び込んできたのはカモメの鳴き声でした。港町ならではの風景に心が安らぎます。駅からはスタジアム直通の電車が出ているのですが、なんとこの電車、試合のチケットを持っていれば無料で乗車できるのです。サポーターに優しいサービスに早くも感動しました。
開放感あふれるアメックススタジアム

アメックススタジアム に到着してまず感じたのは、その開放感です。曇り空ではありましたが、ピッチと観客席の距離が近く、臨場感たっぷり。スタジアムの外には、フィッシュアンドチップスやビールなどを販売するフードトラックが並び、試合前からお祭りムードです。私も腹ごしらえに名物のフィッシュアンドチップスを頬張り、気分を高めました。
スタジアムのショップは、チームカラーのブルーとホワイトを基調としたグッズで溢れていました。お目当ては、もちろん 三笘薫 選手のユニフォーム。背番号22番のユニフォームに自分の名前を入れてもらうカスタマイズサービスを利用しました。レジのおじさんに「ミトマ?」と声をかけられ、彼の人気を肌で感じることができました。「いいね!」という言葉に、私も誇らしい気持ちになりました。
試合前には、スタジアム内でビールを飲むことができないという情報を事前にキャッチしていたので、席に着く前に一杯。多くのサポーターが思い思いの時間を過ごしていました。スタジアムの雰囲気は和やかで、いわゆるフーリガンは見当たらず、家族連れや年配の方も多く、地域に根ざしたフットボール文化を感じることができました。

三笘薫 の躍動と劇的な逆転勝利


いよいよキックオフ。対戦相手は、昨シーズンの覇者マンチェスターシティ。ホームの大一番です。私が確保した席は、ピッチがすぐ目の前という最高のロケーション。 三笘薫 選手の動きもはっきりと捉えることができました。

前半は、マンチェスターシティがボールを支配する時間が長く、ブライトンは先制点を許してしまいます。しかし、ブライトンの選手たちは最後まで集中力を切らさず、1点ビハインドで前半を折り返します。前半から 三笘薫 選手は、粘り強いディフェンスと鋭いドリブルで何度もチャンスを作り出していました。彼の献身的なプレーが、後半の逆転劇への伏線となっていたのです。
後半に入ると、ブライトンが徐々にボールを支配し始めます。 三笘薫 選手を軸とした攻撃は、マンチェスターシティのディフェンスを何度も脅かします。そしてついに、ブライトンが同点ゴールを奪取!スタジアムのボルテージは最高潮に達します。勢いに乗るブライトンは、その後さらに1点を追加し、見事な逆転勝利を飾りました。
勝利の瞬間、スタジアム全体が歓喜に沸き上がりました。ブライトンサポーターの「See ya!」という勝利の煽りは、敵チームのサポーターに向けてのものですが、その熱狂ぶりに私も鳥肌が立ちました。試合後、スタジアムから駅へ向かう電車の中は、ブライトンサポーターのチャントが響き渡り、興奮冷めやらぬ様子でした。「アールビオン!アールビオン!」というチャントは、にわかサポーターの私でさえも胸が熱くなるほどでした。
ただ一つ誤算だったのは、帰りの電車の混雑です。試合終了まで観戦していたため、スタジアムからの専用電車は人で溢れかえっており、ロンドンに戻るまでに3時間もかかってしまいました。時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
ブライトンでの忘れられない体験
今回、ブライトン を訪れ、アメックススタジアム での 三笘薫 選手のプレーを目の当たりにし、劇的な勝利を経験できたことは、私の人生にとって忘れられない一日となりました。スタジアムの雰囲気、地元の人々の温かさ、そして何よりも 三笘薫 選手の素晴らしいプレー。すべてが最高の思い出です。
お土産には、三笘薫 選手の背番号入りのカスタマイズユニフォームと、当日のゲームパンフレットを購入しました。どちらも今回の観戦の記念となる大切な宝物です。


ブライトン の街は、駅に着いた瞬間からカモメの鳴き声が聞こえる、のんびりとした雰囲気の素敵な港町でした。次回は、試合観戦だけでなく、街の散策もゆっくりと楽しみたいと思っています。アメックススタジアムで味わった熱狂と感動を、またいつか体験しに戻ってきたいです。
関連リンク:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン公式サイト