【ヒースロー空港ラウンジ】BA「Galleries Club North」潜入レポート!混雑の実情と利用ガイド

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ロンドンでの充実した日々を終え、次なる目的地リスボンへと向かう朝。セント・パンクラス駅に隣接する素晴らしい空間、Booking Office 1869での朝食を済ませた私は、心地よい満腹感とともにホテルをチェックアウトしました。

 

Uberを手配し、いざヒースロー空港へ。ロンドンの街並みを車窓から眺めながら旅の余韻に浸る……はずが、ここで予期せぬトラブルが発生します。空港に到着し、荷物を降ろす際のことでした。

黒いリモワのスーツケースの側面ハンドルが外れて壊れている様子
根元から外れてしまったリモワのスーツケースのハンドル

 

「バキッ」という鈍い音とともに、私の愛用するリモワのハンドルが無残にも外れてしまったのです。ロンドンでの買い物で重量が増していたとはいえ、ドライバーの少し乱暴な扱いが決定打となりました。「すぐ直るから大丈夫だよ、心配しないで!」と笑顔で去っていくドライバーを見送りながら、私は呆然と立ち尽くしました。これからリスボンを含め、あと3回も飛行機に乗らなければならないのに……。

 

自動手荷物預け機への不安とチェックイン

 

ハンドルが壊れたスーツケースを抱え、重い足取りでターミナル5のチェックインカウンターへ向かいます。有人のカウンターで事情を説明し、「FRAGILE(壊れ物)」タグを付けてもらいたいところでしたが、あいにく長蛇の列。フライトまでの時間を考えると、悠長に待っている余裕はありません。

 

普段は有人カウンター派の私ですが、この時ばかりは背に腹は代えられず、無人の自動手荷物預け機(Self Bag Drop)へ。オンラインチェックイン済みで搭乗券は手元にありましたが、壊れたハンドルがベルトコンベアの途中で何かに引っかかりはしないか、不安が募ります。ブリティッシュ・エアウェイズのスタッフに声をかけ、慎重に扱ってほしい旨を伝えましたが、最終的に荷物を運ぶのは機械と別のスタッフたち。祈るような気持ちでスーツケースを見送りました。

 

ブリティッシュ・エアウェイズ「Galleries Club Lounge North」へ

 

荷物を預けて身軽になったものの、心には一抹の不安を残したまま保安検査場を通過。気を取り直して、搭乗までの時間をラウンジで過ごすことにしました。目指すは、保安検査を抜けてすぐの場所にある「Galleries Club Lounge North(北ラウンジ)」です。

ヒースロー空港にあるブリティッシュ・エアウェイズのクラブラウンジ・ノースの入り口。濃紺の看板とガラスの自動ドアが見える。
ブリティッシュ・エアウェイズ「Club Lounge North」のエントランス

 

エントランスは洗練された雰囲気で、これから始まるくつろぎの時間を予感させます。受付で搭乗券とステータスカードを提示し、いざ中へ。

 

開放的だが混雑必至の空間

 

ラウンジ内に一歩足を踏み入れると、まず感じるのはその開放感です。高い天井から吊るされたモダンな照明、そして奥行きのある空間設計。デザイン性の高さはさすがブリティッシュ・エアウェイズのフラッグシップラウンジといったところでしょう。

ブリティッシュ・エアウェイズのノースラウンジの内観。高い天井と特徴的な照明の下、多くの旅行者が食事や休憩をしている様子。
広々とした空間と大きな窓が特徴的なブリティッシュ・エアウェイズのノースラウンジ

 

しかし、奥へと進むにつれて、ある「現実」に直面します。それは、圧倒的な人の多さです。午前中の出発便が集中する時間帯だったこともあり、ラウンジ内は非常に混雑していました。

天井の高い窓と大きな照明がある、混雑した空港ラウンジ
大きな窓のおかげで広く感じるが、多くの人で混雑している空港ラウンジの様子

 

床から天井まで届く大きな窓からは自然光がたっぷりと降り注ぎ、滑走路を眺めることができる素晴らしいロケーションです。本来であれば、優雅にシャンパンでも傾けたいところですが、空席を見つけることすらままなりません。

 

ワーキングスペースとしてのポテンシャル

 

窓際には、飛行機を眺めながらPC作業ができるカウンター席も用意されています。電源も完備されており、ビジネス客にとっては理想的な環境です。

空港ラウンジの大きな窓際カウンターでPC作業をする人々と、天井の波状の照明デザイン
飛行機を眺めながら仕事ができる、開放的な空港ラウンジの窓際席とバーエリア

 

「ここで仕事をしたらさぞ捗るだろうな」と思いつつも、ここも満席。結局、私が確保できたのは、入口近くのソファ席だけでした。奥のフードエリアやバーカウンターまで行くのも人をかき分けて進む必要があり、今回は落ち着いて食事をするのは難しそうです。

 

シャワールームの確認

 

ラウンジの奥にはシャワールームも完備されています。「Showers Reception」と書かれたエリアは清潔感があり、タオルも豊富に用意されていました。

ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジにある「Showers Reception」と書かれたシャワー受付カウンターとタオルの棚
清潔なタオルが完備された、ラウンジ内のシャワー受付エリア

 

長時間のフライト前や乗り継ぎ時にはありがたい設備ですが、この混雑状況では待ち時間が発生している可能性が高いでしょう。今回は時間も限られていたため、利用は見送りました。

 

知っておくべき「South Lounge」の存在

 

混雑したノースラウンジを早々に切り上げ、ゲートへ向かうことにしました。コンコースを歩いていると、天井の案内板にふと目が留まります。

ヒースロー空港ターミナル5にあるブリティッシュ・エアウェイズ・サウスラウンジとゲートA18-A23への案内表示板、エスカレーター、赤いATMの看板
ヒースロー空港T5にて、ブリティッシュ・エアウェイズのサウスラウンジを示す案内表示

 

そこには「British Airways South lounges」の文字が。実は、ターミナル5には今回訪れた「North」の他に、より広い「South」ラウンジが存在するのです。後から聞いた話では、Northは保安検査場から近いため最も混雑しやすく、Southの方が広くて快適に過ごせることが多いそうです。時間に余裕がある場合は、あえてSouthを目指すのが正解かもしれません。

 

さらに、サテライトターミナルのBゲート付近にも「Galleries Club Lounge B」があります。こちらは今回の旅の帰路で利用しましたので、また別の記事で詳しくレポートします。

 

いざ、リスボンへ

ヒースロー空港ゲートA20の電光掲示板。ブリティッシュ・エアウェイズ、リスボン行き。
ヒースロー空港A20ゲートにて、リスボン行きブリティッシュ・エアウェイズBA506便の搭乗待ち。

 

ゲートA20に到着。電光掲示板には「Lisbon」の文字が表示されています。スーツケースのトラブルやラウンジの混雑など、少しバタバタした出発となりましたが、それもまた旅のリアルな一部。ポルトガルの風を感じるため、いざ搭乗です。

 

ヒースロー空港ラウンジ利用のヒント

 

最後に、ヒースロー空港のラウンジ利用に関して、よく検索される疑問点についてCityNomixの視点で解説します。

 

ヒースロー空港ラウンジ クレジットカード

 

ヒースロー空港のラウンジを利用する際、クレジットカードの特典は非常に強力な武器になります。特にアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードなどは、センチュリオンラウンジ(ターミナル3)やプラザ・プレミアム・ラウンジへのアクセス権を提供しています。ただし、今回ご紹介したブリティッシュ・エアウェイズの自社ラウンジ(Galleries Club)は、基本的にクレジットカード単体の特典(ゴールドカード等)では入れません。航空会社のステータスや搭乗クラスが重視されるため、ご自身のカード付帯特典がどのラウンジに対応しているか、事前にアプリ等で確認することをお勧めします。

 

ヒースロー空港ラウンジ プライオリティパス

 

世界中のラウンジが使える「プライオリティパス」ですが、ヒースロー空港ターミナル5においては注意が必要です。ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジ(North/South)はプライオリティパスでは利用できません。ターミナル5でプライオリティパスを使って利用できるのは、主に「Club Aspire Lounge」です。こちらも人気のため、ピーク時には入場制限がかかることがあります。確実に利用したい場合は、ラウンジ予約サービスの利用も検討価値があります。

 

ヒースロー 空港 ラウンジ エコノミー

 

「エコノミークラス利用でもラウンジに入れるか?」という質問をよく受けますが、答えは「Yes」ですが条件があります。ワンワールドのサファイア以上のステータス(JALグローバルクラブなど)を持っていれば、エコノミー搭乗時でもブリティッシュ・エアウェイズのビジネスクラスラウンジ(Galleries Club)を利用可能です。ステータスがない場合は、前述のプライオリティパスを利用するか、有料ラウンジを利用することで、エコノミー旅でも快適な待ち時間を過ごせます。

 

 

ステータスもプライオリティパスもない場合でも、お金を払えば利用できる「有料ラウンジ」があります。ターミナル5の「Plaza Premium Lounge」や「Club Aspire Lounge」は、事前予約または当日支払いで利用可能です。費用はポンド安ではありませんが、空港内のレストランで食事とドリンクを頼むと意外と高額になるため、食事・アルコール・Wi-Fi・シャワーが含まれるラウンジ利用料は、トータルで考えるとコストパフォーマンスが良い場合もあります。

 

ヒースロー空港ラウンジ JAL

 

日本からJAL(日本航空)を利用してヒースローに到着、あるいは出発する場合、主に使用するのはターミナル3です。JALはワンワールド加盟航空会社ですので、JALのステータス会員やビジネスクラス利用者は、ターミナル3にあるブリティッシュ・エアウェイズのラウンジや、キャセイパシフィック航空のラウンジなどが利用可能です。今回ご紹介したターミナル5は主にブリティッシュ・エアウェイズの発着ターミナルですので、JAL便名の直行便利用時にはターミナルが異なる点にご注意ください(乗り継ぎでBA便を利用する場合はT5利用の可能性があります)。

 

ヒースロー空港ラウンジ 24時間

 

残念ながら、ヒースロー空港のラウンジの多くは24時間営業ではありません。フライトスケジュールに合わせて、早朝(5時頃)から夜(22時〜23時頃)までの営業が一般的です。深夜に到着して朝まで空港で過ごす場合、ラウンジで仮眠を取ることはできませんので、空港直結のホテル(Sofitel London Heathrowなど)や、カプセルホテル(YOTELAIR)の利用を強くお勧めします。

 

ヒースロー空港ラウンジ スターアライアンス

 

ANAやルフトハンザ航空などのスターアライアンス加盟航空会社を利用する場合、メインのターミナルは「ターミナル2(クイーンズ・ターミナル)」になります。ターミナル2には、ルフトハンザ、ユナイテッド航空、シンガポール航空、エアカナダなどの素晴らしいラウンジが集まっています。今回ご紹介したターミナル5はワンワールド(BA)の拠点ですので、スターアライアンスのラウンジはありません。アライアンスごとにターミナルが棲み分けられているのがヒースローの特徴です。

 

ヒースロー空港ラウンジ ターミナル5

 

ターミナル5は「ブリティッシュ・エアウェイズのホーム」です。ラウンジは主に3箇所に分散しています。「Galleries Club North」(今回訪問)、「Galleries Club South」(広くおすすめ)、そしてサテライトの「Galleries Club Lounge B」です。さらにファーストクラス利用者やワンワールド・エメラルド会員向けの「Galleries First Lounge」や、最高峰の「The Concorde Room」もSouthエリアにあります。自分の搭乗ゲートとステータスに合わせて、最適なラウンジを選ぶことが、巨大なターミナル5を攻略する鍵となります。

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